江戸っ子と新劇場
*過去記事(2019/11/27)*
先日のさいたま公演をもって、今年のレパートリー公演は終わったのだけど、
とはいえ、もう11月も終わるので、続々と来年のレパートリーに向けての準備が進んでいる。
基本的に宵越しの金は持たないオールド江戸っ子スタンスで生きているので、
1年、3年先の話をしていると非常に頭が痛くなってくる。
なにしろ、高校のクライメート4人で飲もうよ、という話すら、
夏前位からしているのだけど、全然日程が決まらないのだから、仕方がない。
ロンの舞台面の草ボサのボリュームが有りすぎて最前列の人が見にくいので、作り直しになると思う、他の作品も、色々ちょこちょこと修繕していく予定が入ってきている、間違い探しではないのですが、お楽しみにお待ち下さい、という感じであります。
劇団で専用劇場を設立する、という社長特命のプロジェクトがあって、地味に進んでいるのですが、それが実現したら、本物の土を敷いてロンを上演したいな、と密かに思っている。
そのミーティングで、なんで最近の劇場は上階(7階とか)に作るんですか、搬入にしろ客導線にしろ非常に悪くなるのに、という話になった事が有ったのだけど、
「劇場なんていう不経済な代物は、1階2階という好立地に置く意味が有りません。」
と一刀両断された事があった。
演劇人とは、なんとお目出度い人種なのだろうか、と反省した思い出がある。
矢野口駅の数少ない店の一つに、魚民があるのだけど、
そこの旗が一刀両断されていた
こんなに真っ二つに成ること有るんだ、と思った。
これは縫うのか、それとも「予約受付中」という文字は生きているので、そのまま使うのか。
いずれにしても、「キッ」で途切れいているのは断末魔の様で、
まだこの旗は自分が真っ二つに成った事に気付いて居ないのかもしれない、と思った。
そういえば、高校を卒業してから、もう何年にもなるけど、
一度も同窓会のお誘いが来ていないのは、私だけだろうか。
メールアドレスが変わったから連絡が来ないのか(しゃあないね)、
AD(演出助手)という激務の代名詞の肩書を見て、「ああ、どうせ来れないな」とペケ付けられたのか(優しいね)。
クラスに田中が二人居たので、間違えて一人にしか送ってないのか(ドジっ娘だね)。
もし真実を知っている方が居たら、
そのまま墓まで持って行ってください。
それが、真の優しさです。