最高のボールペン
*過去記事(2019/11/24)*
来年の1月に新国立でやる古事記ミュージカルの、歌稽古だった。
今回の演物は、天照大御神の岩戸隠れの後の、須佐之男VS八岐大蛇の件の作品。
聖書と神話は若干違うのだけど、ジーザスとかゴッドスペルと同じ様に、有名な昔話(著作者にやんや言われない)系の作品。
とはいえ、日本人の何割が古事記の、八岐大蛇の怪物の事を知っているのか、少し気になる所。
定期的に日蝕や月食があるので、岩戸隠れの話はその絡みで知るとは思うけど。
自分はいつ初めて知ったのだろうか、手塚治虫の火の鳥で扱われていたのって、岩戸隠れまでだっけ?それは確か、卑弥呼が天照ポジションだった気がする。
三種の神器については、日本史で習うので、その流れで話すのかなあ、とか思いつつ、
この時代って、時代考証とはいえ、実際に見た人は居ないわけで、
何が言いたいかというと、小道具は結構アグレッシヴな感じで用意しても、誰も文句言われないんじゃないかと思ったりした、
「私の考えでは、日本の遺跡を見てウォル君(ウォルト・ディズニー)はミッ●ーの着想を得たというのが、正しい説なんです」と主張すれば、ミッ●ーを使用しても大丈夫な気さえしてきた。
やらないけど(チキンだから)。
あと、劇中で、八岐大蛇に憎しみを燃やす民が、”八つ裂きにしてやる”と息巻くシーンがあるのだけど、
八岐大蛇を八つ裂きにしたら、丁度よく頭が1個づつに八等分出来るな、と思った。
帰りに、
先週台湾に行っていた子から、お土産にベールペンを貰った。
「パチもんが欲しい」という希望を提出していたので、
100点かよ、と思った。
出っ歯感とメガネ感がたまらなく愛らしい。
カメラを持っていたら高度経済成長期にハワイに来た日本人だな、と思った。
後ろ姿は、完璧に可愛い。
商品名は、「TOTORO」、伏せ字なしのストロングスタイル。
ペン先は勿論、ビンビンに尖っている。
ありがとう、荒ちゃん。
あなたは、可愛くて脚が長い上にお土産のセンスも抜群だよ。
この最高のボールペン、
見たい人は、田中までひと声掛けてください。