KEIKAK×Customine(力技)で複数アプリのタスクを一元管理(したい)
tanaka@(エクソル)です。
体調崩してたりKEIKAKと格闘したりしていましたが
ようやく先日のポスト(↓)の回収ができました。
■そもそもKEIKAKって?
プロジェクト管理用プラグインです。
工程管理やToDo管理など色々使えます。
システム導入時の管理とかにも使えそうですね!
■そもそもCustomineって?
「やること」と「条件」を組み合わせて
kintoneに色々な機能を追加できるサービスです。
「ノーコードの魔法」と界隈では評判です。
■前置き(と言い訳)
①KEIKAKもCustomineもある程度触っている人
向けの内容です。
→ 一向にわかりやすい内容にならないので
自分や社内(エクソル)向けに一旦公開します。
②KOUTEIやKOYOMIを使用したことがないので
記載内容やプラグインに対する考え方が
ズレている可能性があります。
→ もし誤記載あればご指摘ください。
③【重要】随時修正・追記します。
④本来は、もう少し敷居の低い記事を
先に投稿する予定でした。
→ KEIKAK触ってみた!的な内容の記事を
(そのうち)1本作成予定です。
■現場からの要望
・複数アプリの工期や期日をまとめて管理したい
→ KEIKAKは「一つのタスク管理アプリの中で」
タスクを管理するプラグインです。※たぶん
→ 基本機能では難しそう
■↑を踏まえて、今回やりたいこと
・Customineで、複数アプリのタスク(工期や期日)を
KEIKAK用のタスク管理アプリに無理やり入れたい
・ある程度双方向に連携できるようにしたい
■アプリ構成
⓪構成図
①プロジェクト(案件)マスタアプリ
②タスク統合管理(KEIKAKメインアプリ)
③工事部門が使用するアプリ
④設計部門が使用するアプリ
■Customine設定
(0)やりたい処理のイメージ
(1)プロジェクト(案件)マスタアプリ
⭐このカスタマイズで行っている処理
①プロジェクトIDの自動採番
②プロジェクトマスタへのレコード登録時、
工事アプリ、設計アプリにもレコード登録する
⭐ポイント
・プロジェクトID
プロジェクトIDをそのまま転記
・タスクID各種(工期、図面作成、部材算出)
プロジェクト名やIDの後ろに適当な文字列を
各種タスクIDは連携時のキーとして使います
(2-1)工事部門が使用するアプリ
(2-2)設計部門が利用するアプリ
⭐このカスタマイズで行っている処理
工事アプリ・設計アプリの更新内容を、
タスク統合管理アプリの内容にも反映させる。
⭐ポイント
・予定の種類
「タスク」や「マイルストーン」など
・日時区分
マイルストーンの場合、"終了日時のみ"
・プロジェクトID&プロジェクト名
プロジェクト名やIDをそのまま転記
・タスク名&タスクID
プロジェクト名やIDの後ろに適当な文字列を
タスクIDは「キーの値」に使います
・開始日
タスクなら開始日系の項目(着工日とか)
マイルストーンなら終了日系の項目(期日とか)
・終了日
タスクなら終了日系の項目(完工日とか)
マイルストーンでも終了日系の項目(期日とか)
・キーの値
タスクIDと同じルールにしましょう
(3)タスク統合管理(KEIKAKメインアプリ)
⭐このカスタマイズで行っている処理
一覧画面に設置した更新ボタンを押すと、
各種タスクID(工期、図面作成等)をキーにして
KEIKAKで触ったこのアプリのデータを
各部門使用アプリ(工事、設計)に連携する。
⭐ポイント
・キーとなる更新先のフィールド
各種タスクID(工期、図面作成、部材算出)
・キーの値となるもとになるレコードのフィールド
(タスク統合管理アプリの)「タスクID」
・着工日など、開始日系のフィールド
タスクなら「開始日」
マイルストーンなら使わない
・完工日や期日など、終了日系のフィールド
タスクなら「終了日」
マイルストーンなら「終了日」
■動作確認
(1)プロジェクトマスタ→各部門アプリ連携
(2)各部門使用アプリ → タスク統合管理アプリ連携
(3)タスク統合管理アプリ → 各部門使用アプリ連携
■まとめ
・(そもそもこの対応避けるべきでは?)
・KEIKAK、力技前提なら意外と柔軟に動かせます。
→ ただし、慣れるまでは結構かなり大変です。
・逆に、テンプレ通りなら相当設定が楽です。
・(3)タスク統合管理アプリ → 各部門使用アプリ連携
を自動連携にしたらもっと便利だと思います。
・KEIKAKはいいぞ