理不尽に感謝

久しぶりのスタメンフル出場

北九州戦、久しぶりにスタメンで試合に出た。
メンバーに絡めなくなってから毎日苦しかったし、毎日悔しかったし、オフの日でもモヤモヤしてたし、ずっと俺を出せよって思ってた。
正直今もそれが解消されたわけじゃない。

多分北九州戦のメンバーは怪我や、パフォーマンス、背景は違えど、ほとんどがそういう思いを持った選手やった。

だからみんな反骨心むき出しで練習してたし、スタメン組には絶対紅白戦で負けたくなかった。

みんなからもそういう姿勢が伝わってたし、それが刺激でまた俺も頑張ろうと思えた。
それで今回こういうチャンスをみんなで掴み取れた。

このメンバーで勝つ事に意味があったし、勝てる自信しかなかった。
でも結果は引き分け。
この世界は全然優しくない。甘くない。

ただあの最後のゴールだけはみんなの頑張りがほんの少しだけ報われた気がした。

陽向があそこで後ろに下げずに前に運ぶ判断をして、貴哉がクロスを上げて、励があそこで競ろうとして、CBの耕平があそこでボールを拾って、同じくCBの砂くんがあそこまで入って繋いでくれて、みんなの気持ちがゴールまで繋がった。

残留は決まったけど、ずっと出てたメンバーもずっと勝てなくて苦しかったに決まってる。
久しぶりに出たメンバーも勝てなくて不完全燃焼に決まってる。だからみんなこのまま終わっていいと思ってない。

次が約束されていないこの世界でまた一から掴み取るために、また全員で競争して、最後勝って終われるように、ラスト一週間練習していきます。

おまけ

最近練習試合や練習、紅白戦でよく点が取れるようになってきた。
普段クロスの練習ばっかりしてたけど、メンバーに入るために結果を残すためにシュート練習も取り入れたし、こういう立場でこういう状況にならなかったら、北九州戦でゴールを取れてなかったと思う。
こういうシュートは嫌とアドバイスくれたキーパー陣と左足のシュート教えてくれたアンカズに感謝。(笑)
自分がいつも成長できるのは、理不尽を感じた時、苦しい状況の時、反骨心を持てた時。
だから理不尽に感謝👍