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第12回クリエイターEXPOレポ当日編

さて、長い長い前半部分がおわり、
やっっと会期中のことが書けます。
また絶対確実に長くなるほんとにすみません流し読みしてください。


パンフレット配布数

印刷した冊数:400部 余った数 40位
・1日目…50部
・2日目…50部
・3日目…250部強
(お知り合いなどのクリエイターさんにもお渡しした数が含まれます)

立ってパンフレットを積極的に配る人、
ブースで興味を持ってくれる人を待つ人、
色々なのでパンフレットの自分に適切な印刷数を読むことは本当に難しいなと思います。(そもそもの需要も違う)

私は今回とにかく体力を3日間持たせるようちょこちょこ座る方針、
大体3分割した1日120部程度を1日に配れる冊数ととらえ、
(計算にずれが起きてもよしの気持ち)
基本的には興味を持ってくださる方にお渡しし、
ペース次第で立って配ろうと考えていました。

結果どうなったか。…上記のペースがおかしいことでお察しください。

2日目が終わった時点で70%残った状況に頭を抱え、
3日目は座ることなく気合で配りまくりました。

大通りではパンフは配りにくいかもしれない

搬入時すぐ感じたこと。

…広すぎない??

私の過去出展の記憶ではお向かいさん達とブースから声をかけたり
パンフを配りながらちょっとした交流が生まれた思い出があるのですが
今回の大通りは声を上げても会話できず、完全に分断。
広さに戸惑ったのが初感でした。

搬入風景 前からこんなに広かったっけ…?

そして始まった本番、
広いためとにかく皆さん歩くのが早い。
そして真ん中がとっても遠く、体感大股3歩でやっと届く感じかも?
前はブース内からも結構アピールできたような気がするけど
遠い分声も届きにくくて結構心理的なハードルが高く、
それなりの興味を引いて来場者から近づいてもらえないと
とてもブースの中からは手渡せないと感じました。

ただ、あくまで配りにくさあって大通り=ダメという訳ではないです。
入り口から入ってすぐだと疲れていない状態で一番最初に寄っていただいたケースも多く、また後々も戻って来やすい。
広い分片側ずつじっくり見てくださる方もたまにいたので良し悪しだと思いました。

大通りの客層

上述したように2日の午前中までは割と温存して過ごしていたので、
のちに反省できるように通りをどんな客層が通っていたか、
(札の色で通る人の業種の検討が大体つく)
ブースの反応、感じたことを色々メモしていて、
単純に企業ブースからの通り道としてサクサク通られた可能性も高いですが、私のメインの客層である赤い札(出版・メディア)の方はまばらで気持ち少なめ。随分商品企画や製造、広告の方が多かったかなと感じました。
来年は企業ブースがない噂も耳に挟んだのでまた変わるかもしれません。
(3日目はもう記録も何もありません。笑)

タペストリーへの反応

トレンド感はあまりないので素通りする人も多い反面、
わかりやすさ・親近感を信条としたタッチなので
「ちょうどこういうのを探していた」と
はっきり良い反応をいただけたことも
ちゃんとあったのが嬉しかったです。
(基本的に自分のタッチを活かせるのであれば
 大人の方向けのお仕事も是非、と思っています)

タペストリー。色々書いたが読まれないテキストたち。

ただこの「小学生教材」の雰囲気が強かったためか
お声がけしてパンフレットの中面を見せることができて初めて
中高生向けも制作範囲であることや
コミカル、迷路なども作れると興味を引けたケースも多く、
需要に応えられる可能性がありながら
この絵で逃した客層も相当数いたのではとも思います。
(贅沢を言えばもっと幼児や児童書の方にもお目にかかりたかった…)

一応その辺りを気にして色んな年代をやっていることや
迷路なども記載したものの、一番上の「教材〜」の一行以外はなかなか読まないと感じたので見せ方は難しいと思いました。

その他ご感想
・街や物、車とかも描いていて良い
・写真だけだと怖かったり堅すぎるところをちょうどよく和めて良い
・幼児より小学生が得意という感じだ
・illustrator制作が可能なのは嬉しい
・良い意見だけではなく一通り見ていただいても
 「うーん、ちょっと違うな!」
 と返される一幕もありました。めげない。

気に留めていただいた業種

そんなこんな色々ありましたが
幸い教材を中心に新規に70名位の方と名刺交換させていただきました。
数の多寡、他の方との比較はわからないものの
なかなか自分では思いつかない企業の方ともお話できて
またクライアント様に初めて直接ご挨拶が叶ったりと
非常に得難い経験ができこの時点でもう出展してよかった!と思います。

・幼児小学生向けの教材、児童書
・中高生向けの教材
・公共系を中心にビジネス、実務書
・医療、発達支援系などファミリー向け
・動画、デザイン事務所などストックとして
・その他

大体のお客様の傾向です

意外な功労賞イラスト

実際に営業してみて、
このイラストがあってよかった…!と感じたのが実はこちら。

功労賞をあげたい1枚

元は社会科のお仕事イラストで
もしかしたら各年代描く事例としてお見せできるかな?
と思ってはいたのですが
想像以上によくお見せする機会に恵まれまして
次があれば似た要素のものを絶対用意しようと思いました。

ブースの構成の見直し

2日経過した時点でブースの構成に疑問を感じて手を加えたので
箇条書きします。いつかの私の糧になって…!
(写真があればよかったのですが、3日目につき略)

  1. 誰も見てない立てパネル
    足元は特に見られている実感が持てず、棚の上に移動

  2. 誰も見てない見本たち
    置き方のせいか会話の中ご案内して初めて気付いてもらうレベルで存在感がなかったので立てパネルの影にや机に置いても問題なしと判断

  3. 誰も見てないパンダ迷路
    幼児向け迷路の需要の方にさえご案内するまで気づいていただけなかったので場所を変更したい。しかし良い場所が残ってないので手で持ってそのままパンフを配った。
    →案外むしろ最初から手持ちもできるよう作るのもアリでは?

  4. 特にそんなに使わないパンフ立て
    定石かと一番良いと思うポイントに置いたけど、そもそもほとんど手で渡してるからここじゃなくても感がすごい。
    パンフ立ては机に移動、次いでコーナン棚の2段目在庫コーナーを開放したが特に問題がなく、商談中でも興味を引いた人は棚から取って行ってくださっていた。

伝わるだろうか…写真がこれしかないんだ…

やっておけばよかったと思ったこと

線なしのタッチも用意したかった

普段から線がない方が良いこともありそうと感じていたので反応を見るチャンスだった。過去の絵はあっても今の絵がない。
動画などの出展者側からも声をかけていただくことがあり、動画に憧れもある身としてベクターで線なしの例があれば喜んでいたたけたかなと思う

写真をもっと撮ればよかった

終わってみて気がつきました。写真がない…!!
搬入の際にはそれなりに撮ったんですが、3日間と搬出はあっという間で全く撮らないで終わりました。
いや、営業のために立ったんだから正解とも言えるけど…上に挙げた写真以外なにも振り返る資料がありません涙

搬出

プラスカーゴさんなので会期中に配られた伝票を貼ったダンボールに入れて
ブースに置けばそれでよく、不要なゴミなどもわかるように置いておけばよいとのことでサクサク終わりました。
ただ、失敗したのがタペストリー。
手持ちで持って帰るかギリギリまで迷って処分を決めたのでうっかり行きの伝票を貼ったままのケースに入れてゴミと一緒に置いてしまい、
またそのゴミたちを自分のブースに小さくまとめたので紛らわしくて
(机の上に送る荷物、机の下にゴミをまとめた状態でした。)
はるばる一緒に帰ってきてしまいました…。(跳ね上がる送料!)

これは全面的に私が悪いです、大反省。
伝票の荷物の数の方を間違えたかもと思っただろうし、私だったとしても処分してクレーム入れられるよりは運びたいと一目で状況を察しました。

直に会える・見てもらえる喜び

出産〜育児、コロナ禍を経て何年も引きこもりなんなら若干病みつつすらあったので人に直に絵を見てもらえる刺激がすごく、
クリエイターさんも何年振りにお話できる方も初めて勇気を出してご挨拶する方もいて本当に楽しかったです!
クライアント様もクリエイターさんも会いに来てくださった嬉しさでしばらくめきめき気力が回復するのを実感しました。
クリエイターEXPO最大の売り、たくさんの方と直接商談ができるっていうのは現状他になく叶うならまた是非でたいなと思います。

差し入れやご挨拶の際にいただいたお菓子たち。子供に奪われる!

総括

現在一週間ちょっと、幸いにもお仕事受注が2件、条件交渉中が1件という状況、とても嬉しく思います。
一過性のものになるか継続した成果になるかはわかりませんが、前回の7年前のパンフから未だに初めてお問い合わせいただいたり…ということもあったりするので、しばらくは得たご縁を大切にして結果を見守るつもりです。

今回の出展、もっと準備したかったことも色々あるものの時間は有限、
至らなかった点も含めて全てが今の私の現状、ベストな状態で
本来のイラストレーションゾーンで結果を問うことができたので
一定のリベンジはできたんじゃないかと思います。
気が変わって来年でる!なんてこともないとは言えないんですが、
そんな訳でとりあえず私のクリエイターEXPOは一旦一区切りです。

出展者としては毎日バタバタギリギリに着き他のブースや企業ブースをあまり見学できずちょっと心残りだったので、来年はできれば見学側としてゆっくり見て回りたいと思います。

それでは、また何か書けたら良いなと思いますので懲りずに読んでいただけたら嬉しいです。
長い長い文章を読んでくださってありがとうございました!

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