僕の頭の中にあるファンマーケティングのフレームワーク
こんには。
ファンマーケティングの専門家
“たなかつ”こと田中克成です。
近ごろ、僕のコミュニティプロデュース論を聞かれることも増えてきたので、少しずつ、その辺のことを語っていきたいと思います。
まず、僕の中に「菩薩行と生業行」という考え方があります。これ1冊目の本にも書いたんですが、元、年商200億の高僧に教わった話です。
ちょっと長いですが、重要なので今日は聞き覚えてる高僧の言葉を書き起こしておきます。
「あんたが世の中を良くしたい、困った人を助けてあげたいゆう真心は、あんたの心やないんやで。
仏さんからそれをせいゆうて授かっとる菩薩の心や。
その菩薩の心を実践することが“菩薩行”や。それを行なうあんたらを「菩薩」ゆうねん。観音さんや地蔵さんだけが菩薩とちゃうで。私たちもあんたらも菩薩や。
我々坊主は、菩薩行だけやってればええねんけどな、あんたらは娑婆に生きてるやろ。食っていかなあかんわな。
肉や魚を食らえば業を生むねん。殺生せな生きていかれんのやからしゃあないわ。
稼ぐために人の欲を煽るのもまた業や。儲かった、騙されたゆうて、贅沢したり、怒ったり、執着を生むのもまた業や。
せやから、少しでも人から「ありがとう」と言われる生業(なりわい)を持たなあかん。あんたら娑婆に生きる人たちにはこの修行があんねん。これを『生業行』言うねん。
難儀やなぁ。菩薩行に生業行。2つも修行せなあかん。いっそのこと坊主になったら楽やなあ。菩薩行だけでええねんから。でもそうも言っとられんのがあんたらや。生業行もせなあかん。
せやかて、人から奪い取って業をぎょうさんこしらえて、それでいくら菩薩行したところで清算されんわな。業の勝ちや。往生できへん。
そこで、「ありがとう」と言われる生業や。なるべく業を作らんことや。
ええか。あんたが真心で菩薩行をするやろ。
そうするとあんたに救われた人が恩返ししたいと思うのが人情。そしたらな、みんなあんたから買うねん。
世の中にぎょうさん同業他社がおったかて、あんたに助けられた人らはみんなあんたから買うねん。あんたにお金払って「ありがとう」も言われて、感謝の循環や。
これが本当のオンリーワンや。
あんたは、あんたが真心を施した人から見たら、メッキのブランディングなんぞせんでも唯一無二やねん。
結果、生業も儲かる。
その儲かった金で贅沢三昧したらあかん。儲かったもんをまた菩薩行に使うんや。
そうすると、もっとたくさん救われるやろ。救われた人が増えたらどうなんねん?
あんたの生業に返ってくるやろ。
ぎょうさん助ければ、ぎょうさん儲かる。
これが仏さんがつくった宇宙のシステムや。
宇宙のシステムと違うことやっとったら儲からんのは当然や。逆いうと、儲かっとらんちゅうことは、仏さんがつくったシステムと違うことしてんねん。
それだけのことや。シンプルやろ?」
そんな高僧の話を聞きながら、僕が頭の中に描いた菩薩行と生業行の循環モデルがこちら。
近所のスタバに駆け込んで忘れないうちに書き込みました。以降、10年間、僕はこの図から一歩も出てません。出る必要すらないから。
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