文字通り天下一品


25〜6年くらい前に初めて天下一品を食べた時の衝撃はいまだに覚えている。
「なにこれ!こんな美味しいラーメンがこの世にあるのか!!」と思ったし実際に口に出したかも知れない。
濃厚すぎるドロドロのスープが麺に絡みつきまくって、最終的にスープが残らない、こんなラーメン見たことない…!
そんな衝撃を受けた。

そんなわけで京都に行くと「天下一品」を食べたくなっちゃうのはもうしょうがないと思っている。
天下一品発祥の地であり、初体験の思い出が色あせない京都に行くと、吸い寄せられるように店に入っていて、気づくと「こってり」と小ライスを注文しているのだ。

今回も高速道路を降りてすぐの所にあった天下一品へINして昼ごはん。
帰り際に昼とは違う天下一品にINして晩ごはん。
たまのことだからいいよな…と背徳感を抱きつつも美味しくいただきました。

始まりと終わりを天下一品でサンドした今回の京都行きでしたが、サンドされた真ん中の部分はライブでした。
直前のスタジオで三人の共通認識として決めたことをしっかり果たせたのではないかと。
もちろんまだまだ修正したり追求したりすることは山ほどあるけど、逃げずにチャレンジするという一番のキモの部分は合格点。

気がつけば今年最後のライブで、さみしい気持ちもあるはある。
しかし、絶賛制作中のアルバムに気持ちを全振りできるのもワクワクする。
録りはすべて終わり、ゲストミュージシャンの音源も揃ったので、あとはMIX。

エンジニアの鈴木テツさんと共に、オレたちにしか作れないアルバムを作るよ。
濃厚こってりな文字通り天下一品なやつを。
乞うご期待!!

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