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いい曲作っていい演奏すればいいよねなんて言ってる場合ではない
大塚駅前の広場でメンバー三人とカメラスタッフ二人、計五人でバーガーキングを食べながら作戦会議。
配信ライブ会場の入り時間まで約30分、カメラのアプローチについて細かく話し合った。(添付画像はその時のメモ)
これからは配信カメラスタッフがとても重要になってくると思うのでカメラスタッフを連れて行ったのだ。
この先、配信ライブがどういう立ち位置になってくるのか、それは未知ではあるが、少なくとも配信ライブがこれからも続くとするならば、リアルなライブと配信ライブとはある程度別モノと考えてやり方を練っていかなければいけない。
これまでライブでは「どんな音」で「どんなパフォーマンスをするのか」が重要だった。
配信ではその二つの要素に加えて「どう写すのか」も非常に重要になってくる。
そしてそれはBANDごとに考えて見つけていかなくてはいけないこと。
自分たちに合ったカメラの使い方を考えていかなければいけない。
今はまだ久しぶりのライブだったり配信ライブに目新しさがあって観てくれてるお客さんも、BANDが「ただやるだけ」(これまでのライブと同じようにという意味)のライブを続けていたら絶対に離れてしまうだろう。絶対にすぐ飽きられる。てか、もう飽きられ始めてると思うべきだ。
あぁ、またあの感じね、だったらもういいや。それよりもNetflixみようっと。ってなってしまう前にBANDは策を練らないといけない。
PCやスマホの画面の向こう側でライブを観ている人と、現場で演奏している我々の温度差をいかに埋めるか。
もしかしたら温度差を埋めようとしていることが間違いなのかも知れない。
モーモールルギャバンのヤジマ君がこんなことを言っていた。「いい曲作っていい演奏すればいいだなんて言ってる場合ではない」と。
かなり危機感を持ってるようすの彼に激しく同意する。
「いい曲作っていい演奏する」のは大前提としてありつつ、もうひとつ二つ考えないと画面の向こう側の人をつなぎとめることなんて不可能。
Netflixのジョーダンのドキュメンタリーに流れてしまう(ちなみにめちゃめちゃ面白い番組^_^)
ライブハウスは必死に頑張っている。
新しい機材を揃えたり新しいことを勉強したりしながら、来るべき時に向けてトライ&エラーを繰り返して前進している。
BANDは、「ライブハウス頑張れ〜」って他人事みたいなスタンスでライブハウスの頑張りに呑気に乗っかってるだけだと死ぬ。淘汰される。
まあ、淘汰されるBANDはどんどん淘汰されてくれと思ってもいる。
でもオレたちは淘汰されたくない。
メンバーで相談して、信頼できる仲間と意見を交換して、必死で頑張っているライブハウスと共にこの先の時代を生きていく。
そしてなによりも、オレたちが元気にライブしてることを喜んでくれてそれを応援してくれている人がいる限り、できることを最大限やんなきゃいけないよなと思う。
時代のせいにすんな、肝に銘じろ、オレ。
そんなことを大いに考えた、ゆうべのライブ。
アーカイブが残っているので是非。
https://m.youtube.com/watch?v=FK8FhVLOlG4&feature=youtu.be
6:11:00あたりからがドブロクのライブです。
あと、久しぶりに食べたバーガーキングは炭火の風味がしてやっぱりウマカッタ……。