円満をアピールすることは意味ない
六月いっぱいで「音楽茶屋ごりごりハウス」を退職することになりました。
コロナ突入の初期にごりごりに入って、コロナが次のフェーズに移ったこのタイミングで、ごりごりハウスを卒業します。
いわゆる円満退社ってやつなんだけど、でも、円満じゃなくても表向きは円満っていうんだろうからこの場で円満アピールをすることは無意味ですね。笑
三月の終わりごろ、「新しい生活スタイルに移行したいのでごりごりを辞めたい」と相談したら、大旦那らぁめんは黙って僕の背中を押してくれました。
らぁめんには本当にお世話になってたくさんたくさん助けてもらったにも関わらず、もらったものを何も返せてない。ここからが正念場って時に抜けるのは無念です。
でも変な話だけど、無念なのと同時に稀に見る「心意気地獄」なお店で働けたことがとても幸せです。
日常的にごりごりハウスでたくさんの音楽家や温かいお客さんに会えるのがとても楽しみでした。
僕が作ったご飯を食べて「おいしい!」って言ってもらえるのが本当に嬉しかったこと。
常連さんと他愛のない話でゲラゲラ笑ったこと。
最高な演奏をする音楽家のライブを観て勇気や活力をもらったこと。
そんな日常がなくなるのは寂しいですが、僕自身バンド活動は続けるのでまたみんなとライブハウスでお会いできると信じてます。
これからも、ごりごりハウスの優秀なスタッフが居心地の良い音と食と空間を守ってくれることでしょう。
これからも僕はお客さんとして、演者として、ごりごりハウスに行きます。(もしかしたら助っ人で営業に入るかも)
三年三ヶ月、ありがとうございました。
ここで出会った人達、経験したことは僕の大きな大きな財産です。
それを糧にこれから頑張っていきます。
そして、これからもごりごりハウスをどうぞご贔屓に。よろしくお願いします。