プレシャスサマー
5月22日(土)、豊洲ピットで行われたでんぱ組.incのワンマンコンサートに行ってきた。豊洲ピットはゆりかもめ豊洲駅の1つ前の新豊洲にあるライブハウスで、決して近くない。まあ幕張に行くことを思えば気になるほどではないが。
でんぱ組の生観戦は2019年12月の幕張以来1年半ぶり。アンコールラストに「いのちのよろこび」をシンガロングして過去最高の幸福感を味わって以来。
しかし今回は10人体制になって初で、グループの芯であるみりんちゃんは産休中。グダグダになる危険性はなかったわけではない。ましてやコロナ禍で、やや無理して行なう有観客ライブ。自宅で配信で見れば済むし、その方が見やすいに決まっているのだが、それでも「行かねばならぬ」と曇り空のもと出かけたのである。
ライブは、良かった。本当に行ってよかった。新メンも旧メンも全員良かった。白眉は本編ラストの「プレシャスサマー」。凄まじい熱量と歌声、そしてねもちゃんのシャウトに涙が出た。年齢非公表の10代から30代の女の子が精一杯生きるさまをパフォーマンスしている。数年前までステージ上で泣いて怯えていた子が後輩たちの背中を押しながら堂々と自分を表現している。
これを見たかった!これを体験したかったのだ!
会場には、これまでも何度か見かけたような高齢のおっさんの姿もちらほら。自分も含め、偉いなと思う。70歳になっても通いたい。立ちっぱなしのオーススタンディングはさすがにきついけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?