新卒PdMが「Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)」を取ってみた話
こんにちは。ディップ株式会社という「バイトル」など人材サービスの会社で、商品開発部PdM課に新卒入社した田中です。
今回は、Googleアナリティクスの認定資格「GAIQ」を取得したので、
受験結果について
GAIQとは?
GAIQ資格の意義
取得した理由
GAIQ受験のやり方
合格するための勉強量と勉強法
実際にバリューを生むためには
以上のテーマについて考えていきます。
受験結果について
わーい 👶🏻
URLベースで証明ページを作成してくれます。
GAIQとは?
意義について考える前に、まずはGAIQについて説明します。
GAIQは、「Googleアナリティクス」というGoogleが提供する、Webサイトやアプリを使用するユーザーの行動を追跡し統計データを確認できるツールの理解度を証明するための資格です。
取得のために受験料を支払ったりテスト会場に行く必要はなく、オンラインかつ無料でテストを受けられるので、資格というより知識クイズのような感じ。
GAIQの意義
GAIQはGoogleアナリティクスへの習熟度を示すための資格です。
Googleアナリティクスは非常に多機能かつ無料で利用できるツールのため、非常に多くの企業で「プロダクトの効果検証(Webサービス・アプリ)」「商品の売上管理(Webサイト・アプリ・POSレジ)」等に活用されています。
そのため、Googleアナリティクスを理解しておくと多くのビジネスシーンで役立つ、ということになっています。
友人の例では、Googleアナリティクスを業務で活用するため、会社側から取得を推奨されており、一定の勉強量を担保するための便利なツールとして使われているようです。
取得した理由
僕の場合、取得時点(2022年7月)では、組織内でGAIQの取得を推奨する制度や業務上の指示はありませんでした。
しかし、Googleアナリティクスは既に業務上利用されていることに加え、PdMという業務特性上いつかは効果検証も行うことになると考え受験してみました。
補足しておくと、PdM課に所属しているだけのディレクター見習いといったところが現状なのでPdMの仕事までは行っていません。が、自分で企画した機能の効果検証は必要になります。
さらに、Googleアナリティクスへの理解度を深めておくことで取りに行ける仕事もありそうだったという点も取得理由です。
上司に言ってみた
このnoteシリーズは上司に毎度に許可をもらって公開しています。
というわけなので、この記事も読んで頂きました。
「社内プロダクト使ったGAの可視化とか、興味あったらやってみてほしいです!」ということでした。やります〜〜〜🙋♂️🙋♂️
GAIQ受験のやり方
GAIQの説明にあった通り、受験はオンラインでテストを受けるだけで完結します。
受験内容
画像のような4択形式で70問のテストに回答し、正答率80%以上で合格です。
不合格になった場合には、7日間待つことで再受験可能になります。
初見では意味のわからない単語がたくさん出てきますので、ある程度勉強しておいた方が合格はしやすいです。
正直覚える必要はないだろうと思う問題も、ちょっとあります。
例えば設定についてなら、一度設定した後は忘れていい話だと思える。
合格するための勉強
GAIQの難易度は、テスト問題を全く知らずに受験した場合には、相当難しいと思われます。
ただ、出てくる問題の総数はかなり少なく、2回受験すると半分程度の問題が被りました。
過去問を掲載しているサイトがあるので、こちらのページを全て読んでから受験すれば、かなり簡単に合格点を取れると思われます。
オンラインテストなので本番でカンニングすることもできますが、GAIQ取得しても「Googleアナリティクス使って仕事したいです!」のアピールにしかならないので、理解しないまま資格取得するメリットはないと思います。
どんな問題が出るかわからないと勉強しようがないので、実際にGoogleアナリティクスを操作して動作を確認したり、Google検索したりして身につけていきましょう。
個人アカウントのGoogleアナリティクスで試してみた。もともとWebメディア運営をやっていたので、大学時代からアナリティクスはたまに見ていました。
実際にバリューを生むためには
GAIQは、取得だけしても意味ない資格です。
実際にスキルとして活かすためには、実際に触ってみてGoogleアナリティクスを使いこなせるようになるのが一番だと思っています。
GAIQの問題を眺めていると、どんなことができてどんなことができないのか、ある程度は網羅的に把握することができました。
とりあえずGAIQを取得する勉強をしてみて、Googleアナリティクスに触ってみて、理解度を測ってみるつもりで受験してみるのがおすすめです。
あとがき
Googleアナリティクスには2種類あります。最新版のGA4と、旧来のUA(ユニバーサルアナリティクス)です。
GA4は計測結果の表示に機械学習を使った強化がされているなど、全体的にトレンドに乗った分析ができるようになっているのに対し、UAではページの表示回数(PV)ベースでの分析に偏っています。
今から勉強する場合にはGA4が推奨されているのですが、GAIQはUAについてを扱った資格となっており、GA4版の認定資格制度はまだ準備されていません。
というわけで、GAIQはGoogleアナリティクスで大まかにどんなことができるか把握するためのテストとして活用するのがいいと思います。
GA4には認定資格制度こそないものの、オンライン講座&理解度チェックテスト形式で勉強できるので、Googleアナリティクスアカデミー(GA4)を受講してみると良さそうです。
全体では4時間程度のボリュームがあるので、導入には最適な勉強法になりそうです。
業務でGoogleアナリティクスを利用する方、利用することになりそうな方には、勉強教材としてGAIQ受けるのはアリだな〜と思いました。
以上、GAIQについて考えたことをお伝えしました。