士業のバンドリング戦略

弁理士、税理士、社労士、と士業のサービスはアンバンドリングの典型です.
各分野の専門家が専門性を発揮する方法は、専門サービスを提供できるという点でメリットはありものの、相談者から見ると、アンバンドリングはとても不便だと思います.

これだけ士業が乱立してしまうと、各士業のサービスを理解している人はいません.困ったときに、この人に相談すれば全て解決するというのが理想です.
士業は執事となって、相談者の全ての悩みを解決できるサービスを提供したいものです.

士業のスキルアップというと、敷かれたレールのうえにある資格を一つづつクリアしていくイメージです.
対外的に専門性をアピールするためのコンテンツを揃えるという点で本人もやりがいがあります.
でもしかし、相談者って、そういうコンテンツを求めているわけではないんですよね.