【企画中】Lemostagram～レモンサワーLoverのレモンサワーLoverによるレモンサワーLoverのためのアプリ～

普段は居酒屋を運営している企業のマーケティングの仕事をしています。
10月からJavaScriptを習い始めたプログラミング初心者でもあります。
新しい世界の勉強を始めて、最終的にかたちにしたい企画を大好きなレモンサワーで考えています。

私の作りたいLemostagramとは

Lemostagram（レモスタグラム）は、レモンサワーLoverのレモンサワーLoverによるレモンサワーLoverのためのアプリです。
飲食店で美味しい/面白い/真新しいレモンサワーに出会った時、画像/店名/レモンサワーの特徴等を投稿することが出来ます。
閲覧したレモンサワーLoverは新しいレモンサワーに出会える。
誰でも気軽に投稿することができ、アプリ内にレモンサワー情報が蓄積されていく、、、そんなレモンサワーLoverにはたまらないアプリです！
利用者が増えれば増えるほど、コンテンツが充実していく、、、
つまり、レモンサワーLoverからするとテンション爆上げ間違いなしのアプリなんです！！

私とレモンサワー

■アルコール解禁の20歳～第1次ビールブーム到来～
幼少期、家でビールを飲む親父の姿に憧れ、お酒を飲める歳になったと同時に（私の中で）ビールブームが訪れました。ひたすらビールを飲みました。

■ウイスキーを覚えた21歳～生意気にBerデビュー～
当時アルバイト先の八百屋の社長に連れられ、頻繁にBarに行くようになりました。そこで覚えたウイスキー。
気管が焼ける感じ、肝臓にバチコーン来る感じ。全然美味しくない。けど、社長のウイスキーを飲む姿に憧れて格好つけて無理やり飲んだ21歳の冬。

■居酒屋運営している会社に新卒入社した22歳～日本酒生活の始まり～
飲食未経験の私が、会社の理念と社長のギラギラした目に惹かれてエー・ピーカンパニーに入社した22歳。半年ほど塚田農場という地鶏と焼酎をメインにした業態で働いた後、入社半年で魚事業部（四十八漁場）に異動することに。塚田農場とは打って変わってこちらは魚と日本酒メインのお店です。塚田農場ではキッチンでしたが、四十八漁場ではホール（接客）をやることに。埼玉県で育った私には魚の知識はなく、日本酒もほぼ飲んだことがない。
が、お客様に商品の魅力を伝えるには「食べて飲む」その経験が一番の勉強でした。ひたすら日本酒を飲んで飲んで、人並み以上には酒が強いし詳しくなったかと思います。

■本社に移動～ワインに目覚めた30歳の夏～
四十八漁場にて、店長やSV（数店舗の上長）を経験した後、本社のマーケティング部に異動することになりました。当時お世話になったワイン好きの先輩に連れられ、ワインを飲む機会が増え、そりゃあもう、基本二日酔いの日々。。。

■30歳過ぎて事件発生～異常値だらけの健康診断～
あれっ？体が重いぞと気付いた時にはすでに遅し。体重爆上がり。
店舗では基本動きっぱなしですが、本社ではデスクワークになる＆飲む頻度が更に上がる。そりゃ、体重爆上がりも必然って感じですよね。
そして、訪れた健康診断。肥満・肝機能障害・なんやかんやの数字に異常値が。。。
これだけ酒飲み続けてきたんだからそりゃそうだよなーと思いながらも、人生初の禁酒することに。

■禁酒3日目～第2次ビールブーム到来～
人間の意思って弱いもんですね。禁酒期間終了。
クラフトビールに目覚めてしまいました。

■ここでやっとレモンサワーとの出会いが！～人生最大の気付き～
クラフトビール美味しいけど、ビールってプリン体やばいよなーと思いつつ、先輩に連れられてたまたま訪れた恵比寿のおじんじょさん。
ここはレモンサワーが売りの和食のお店です。ここのオーナーさんのレモンサワーに対する想いが物凄く、レモン自体へのこだわりはもちろんのこと、酒とのバランス、炭酸のシュワっとした感じ、常時4～6種類のレモンサワーを用意していますが、どれを飲んでも驚きの連続でした。この1杯にどれだけの技術と美味さが詰まっているんだ。バランスが凄すぎる。。。
ここで私は気が付きました。人生最大の気付きです。こんなに美味しいお酒がプリン体ゼロじゃん！糖質ゼロじゃん！と。
あ、これが、私が歩む道だと（酒を避ける選択肢はありません）。

脇役なんて言わせない！レモンサワーは主役だ！

おじんじょで飲んだレモンサワーが衝撃的で、レモンサワーを好んで飲むようになりました。
見出しの通り、レモンサワーは私の中では主役です。
ですが、仕事帰りに飲みに行って出会うレモンサワーは似たり寄ったりのレモンサワーしかない。オリジナリティ溢れるレモンサワーやバリエーション多く提供しているお店もあるが、まだまだ少なく、面白いレモンサワーに出会うことが少ない。本当に不満の塊です。

「今日何食べる？」「焼肉行く？」「焼鳥どう？」という会話は誰もが一度はしたことがあるかと思います。一番の目的は食べる事だからです。
「日本酒にする？」「今日はワインの気分かな」のようなお酒メインでのシチュエーションもあるかと思います。それは専門店として既に成り立っているからです。
「今日レモンサワー飲み行く？」って発したことある人は普通はいないと思います。それはある意味、サワーというカテゴリーは一般的で、店選びの選択肢に入ることがないからだと思っています。

ただ私は違います。

美味しいレモンサワーが飲みたいんです。面白いレモンサワーに出逢いたいんです。おじんじょで受けたあの衝撃をもう一度。。。
レモンサワーLover同士でレモンサワーの感動を共有したり、まだ見ぬレモンサワーに出逢いたい。。。

上司とのスパーリング

この企画を考えているうちに、これは本当に達成したい企画なのかと自問自答するようになりました。レモンサワーは大好き。だが、どのくらいのレベルで達成したいのかが自分でもよくわからなくなりました。

そんな時に、スパーリングやってみたら？と声をいただきました。

スパーリングとは、1:1の会話です。自分の考え・想いを相手にぶつけ、相手に響くかどうかを確認します。相手に話し、あえて否定的な意見を出してもらい、否定的な意見を説得できるほどの熱量が自分にあるかどうかを確認する目的です。

批判というと否定的な意味で捉えられがちだが、否定・肯定という話ではなく、物事をより深く理解する為の行動である。意味のイノベーションにおいて批判は重要な要素である。そこには二つの大きな理由が存在している。まず一つは個人の解釈から始める内から外のプロセスにおいて、個人の解釈を他者の批判にさらすことでより深く解釈をし、その基礎となっている部分にまで辿り着けること。（例えば、人々は火を見ることで安らぎを得れるなど）そしてもう一つの理由が不明瞭なビジョンを共通の仮説へと成長させることだ。ビジョンや解釈というのは個人のものであり、生まれてすぐは弱く、脆い。それを成長させる為に他者の視点を衝突させることでよりビジョンが具現化していく。筆者はこれをボクシングのスパーリングにたとえている。
出典：忙しいデザイン学生の為の10分で読める突破するデザイン（意味のイノベーション）

スパーリング相手には会社の上司Tさんを選びました。身近な人ほど私がレモンサワー好きなことを理解していますが、共感ばかりされてはスパーリングの意味がないので、ちょっと距離のある（？）上司を選びました。

まずは私のターンです。
5分ほどでレモンサワーに対する想いや企画内容を説明し終わると、上司Tさんはじわじわ攻め始めます。

まずは、挨拶代わりのジャブ一発。

上司Tさん：作りたいものは伝わったけど、それって誰が求めているの？

私：まずは私が求めています。前提として10人が10人必要という企画ではなく、10人のうち1人が100万円出しても買いたいと思ってもらえる企画でいいと思っています。
それにInstagramで#検索してみると、#レモンサワーで59.2万ヒットしますし、少なからず興味関心を持っている人はいるかと思い、可能性はゼロではないと信じています。ちなみに＃緑茶ハイは約2万件ヒットするくらいです。

次にボディーブローが飛んできました。

上司Tさん：レモンサワーが好きなことはわかったけど、どれだけ飲み歩いてレモンサワーを知っているの？どこまで知ったうえで言っているの？

私：専門店も行きましたし、レモンサワーが有名なお店は何軒かお邪魔しｔ、、、

間髪入れずにボディーブローからの左フック

上司Tさん：一番気に入ったのはどこ？何？

私：一番印象的だったのは、恵比寿のおじんじょの塩レモンサワーですね。熱い夏の日に飲むガッと流し込むアクエリアス感覚のレモンサワーではなく、ちゃんと味わえる塩レモンなんです。塩レモンもオーナーさん特製のもので、ノンワックスの国産レモンを使っているから皮ごとレモン丸ごと楽しめます！
ですが、知らないレモンサワーの方がまだまだ多く、少ない経験値だと思っています。だからこそ、Lemostagramを作りたいなと思います。

上司Tさん：ほんと好きなんだね（笑）んで、結局レモンサワーのどこが好きなの？5分以上喋り続けて。

私：（この人ドSだ、、、）一番の魅力は可能性無限大のところです！レモンサワーはベースの酒×炭酸水×レモン要素で成り立っています。
ベースのお酒は基本甲類焼酎ですがジンやウォッカに変えると表情がまるで違います。
炭酸水は個人的には軟水の強炭酸が好きですが、お店によって瓶・缶・ペットボトル・バーガン（飲食店のドリンク場にある炭酸水を出す機械）と強度や性質、ミネラル成分の有無等、で様々です。
レモン要素のところで言うと、レモン一つとっても、はじける酸味の早生レモン（まだ青いもの）、レモン本来の甘みを楽しめる完熟レモン、ノンワックスで皮の香りが強い国産レモン・ちょっと残念だけど、これもレモンサワーだよな！って認めてしまう外国産レモンを使ったものと様々あります。
さらにそこに、コンク（シロップ）があったり、ミントを入れたモヒート風、塩レモン、トマトジュースを使ったもの、唐辛子を浮かべてピリッとしたもの、氷いらずの凍結レモンを使ったもの、クラッシュアイスのシャリシャリ系、、、と様々なアレンジができます。
レモンリキュールを使っても良いと思います。
これらの組み合わせで、掛け算次第で可能性は無限大で、美味しいかつ楽しいところがレモンサワーの魅力です！
次は、（私の中では）主役の位置づけでありながら、どんな料理も邪魔しないところですね。邪魔しないというか、どんな料理もちゃんと受け入れて仲良くなっちゃう感じですね。
和食・洋食・中華・イタリアン・肉・魚などなど、どんな料理にも合っちゃうところもレモンサワーの好きなところです。だから結果的にいつもそばにいる感じです。
あとは、、、

上司Tさん：あ、もう大丈夫！笑

私：（ノックアウトした！？）

上司Tさん：最初何に役立つの？って思ったけど、そんなに言われるとなんか面白く感じてきたわ！Lemostagramでレモンサワーの価格帯とかも記録できるようにしたら店選びもしやすいかもね！頑張って！

私：ありがとうございました！（普通にLemostagramって言っているし笑）

今回スパーリングを通じて、再認識できたことがあります。
それはレモンサワーやっぱ好きなんだなってことです。
最初にそれっているの？のようなことを言われて、ちょっとイラっとしました。
が、説明するにつれて「面白いじゃん」に変わっていき、あったら使いたいまで言ってくれました。コンテンツのアドバイスもいただき、最終的に私としてもより企画の深掘りできました。
私自身が実現させたい企画なので、話し方にわくわくや楽しさのような魂が上乗せされたからこそ伝わったのかと思います。
定期的に、様々な立ち位置の方とスパーリングしていきながら新しい発見をしたいと思います。

長文失礼しました！

最後に、おまけです。

▲国産レモン（ノンワックス）を輪切りにして、

▲グラニュー糖、レモン、グラニュー糖と挟み、

▲レモン果汁（ポッカレモン）とはちみつ入れて、

▲冷蔵庫で数時間寝かすと、

簡単レモンシロップの完成です！
疲れた時に甘めのレモンサワー最高です！
お湯に溶かすとホットレモネードも簡単に作れるので、寒くなるこの時期にも大活躍ですので、是非！

ここまで読んでいただいた方は、きっとレモンサワーLoverですね！
本当に長々とお付き合いありがとうございました！