弁当と仕出しが好きという話(20220211再掲)
梅春のこの時期は雑誌等盛んに「花見弁当」の特集を組む。折詰・弁当の類が好きなので取り寄せて熟読する。四角い限られた空間の中に、美味しいものが程よく詰まってる感じが好ましい。お酒のつまみとして食べやすいし、持ち運びしやすいし、片付けやすいし、差し入れしやすい。
年末実家でおせちをまだこしらえていた頃、父が作り終えたおせちの数々を家の数の分盛り付ける作業を担当していた。父はそばに座って料理で疲れた体を休めながら、あれこれ指示してくれてその通りに数の子や黒豆やなますを詰め合わせる。楽しい時間だった。
弁当を詰めるのも好きだ。蓋を開けたとき楽しくなる様にいろいろ工夫する。
お花見弁当特集は、玄人の和食の料理人さんたちがたくさんで手分けして作るものばかりなので、全く同じものは到底できないが、詰め方の工夫として何か参考になるかもと毎回隅々まで読むのだ。
お花見弁当を持って数人でお花見をする未来はなかなかきそうにないけれど。実際桜の花を見ながら食べるのは結構寒いし。シニアの体にこたえるので、桜の下で飲み食いする機会はさっぱりなくなってしまっているけれど。
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