記録_1012-1013_1933_2136_wed-thu_2022

<この記録によって気づいた私の恐怖について>

1012_1933 /// 記録 // 私が恐怖していたことに気づけたので恐怖は納得に変わりました。 / 何があったかという詳細は省きますが、今週から先々週とは違う生活が始まっています。 / 違う、というのは生活時間帯も、仕事内容も全く異なるぐらいの違うです。 / 先々週までは夜が仕事でしたが、今週になるとこの時間は仕事終わり。それくらいの違いです。 / いくらかの時差ぼけがあってもおかしくない。 / そんな秋始まりの新生活において、まずはこの記録をやはり続けるということに向き合っています。 / 今までは就寝時間でもおかしくなかった朝焼けの時間帯に起きてコーヒーを飲むとき、長くなった通勤時間の電車の中、広くなった職場の片隅帰り道の途中にある海のほとりなど。 / 始めてほんの数か月しか経たないこの記録はやはり私の生活という鉢の中に根を張っています。 / 寝を深くするには栄養のある土と適度な水やりと日光、そして大きな鉢が要る。 / 私の部屋のベランダには諦められた鉢がいくつかあります。 / 以前にも働いたことがある職場、急場しのぎでベランダの奥から引っ張り出した鉢にこの記録という苗木を移す。 / この鉢でかつて枯らしてしまった苗を嫌でも思い出します。 / 今回こそはと思いつつも、今回も枯らしてしまうのではないかと、土を多くし過ぎる。雨水でも十分なのに水をやりすぎる。 / この記録という苗木は、鏡のようなたちをしています。 / 正確に書くためにベランダと鉢と苗木という表現から離れます。 / この記録は他己に出来る自己です。 / どんな他人に見られても構わない自己、それを私は他己のつもりで記録しています。 / 他人に「知られても構わない」という記録の仕方と、「知ってほしい」という記録の仕方では私自身の他己に対する姿勢の違いが出てくるものです。 / 知られても構わないはいくらかこの記録を読む方々に対して消極的ですが、知ってほしいは能動的です。 / 私はどちらの姿勢もあります。 / それが一番素直だと感じるのでそうしています。 / 他人に知ってほしい自分があれば、知ってても知らなくても良いけれど自分であることもあるわけですから。 / 知られたくない自分があるとすれば、なぜ知られたくないのか考えます。 / 考えた上で記録上どうしても特定しやすい他人などが絡む場合はやはり記録しないでしょう。 / これはあくまで私自身の記録で、他人の記録ではない。 / ここ数日、私にはこの記録を続けるための行動があって、この苗木はそれを好みませんでした。 / この違う鉢で、この苗木が果たして育つのだろうかという恐怖をこの苗木は感じ取れるらしい。 / やたらと記録しようともがく自分自身を映してくれました。 / 読まれても良い自己、つまりは他己を書くというこの記録の特徴があってこそ気づけたところ。 /
新しい職場の喫煙所はらせん階段のような道路に囲まれた中心にあります。 / そういうことなのだろうと、いっぷくしています。 /// 1013_2136

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