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記録_10_5_wed_2022_1812_1939

1812 /// 季節が変わろうとしています。 / 日の高いうちから気温は低くなり、金木犀が香っています。 / 夏はうせました。 / 私といえば生活自体の変わり目です。今週は働かずに自宅で過ごしています。 / 衣替えをするかのように、生活の模様替えをする。 / そんな時機なので可能性を色々と考えるものです。 / こんなこと、あんなことが出来るのでは、と。 / そういうことを考えられているということは、少なくとも私自身の季節の変わり目を肯定的に見つめられているということで、それは悪くないことだと私の私自身認めるところです。 / とはいえ何でも出来るわけではありません。 / ここ数日記録の更新はしていないけれど何かしら書いている、という状態が続いています。 / それは何かしら考えてはいるけれど形に出来るほどではない考えが多いということであって、それは言い換えるならば雑念が多くなっている、ということと言えなくもないのでした。 / 自分自身の思考がテレビをザッピングするみたいにころころと変わっていってそれに疲れるときにただ寝たり、ただたばこをふかしたりする時間が増えていきます。 / 自分自身の思考が手に余るのです。 / そんな果てに諦観、もしくはまず自分自身における最低限を守ろうとするわけでして、この季節の変わり目にそんな私自身の変化も機を同じくするのは運が良い。 / 今現在で、冬の寒さに備えていればまずは申し分ない。 / 冬が来る、と事実の確認をするだけで良いのは私が冬生まれだからであって、冬を愛して止まないからなのでした。 / 冬が来ます。 / 自分の体温を知るには良い季節がやってきます。 / 自分の息の形を見るにはもってこいです。 / たばこ要らずの季節のはずなのにたばこが一番美味い季節。 / 他のどの季節も出来ない形で、私自身を映してくれます。 / 冬の足音に敏感な私は秋を通り越して、やってくる寒さの中で何が自分の体温を保っているのかを改めて確認することを怠らないようにしなければと深呼吸します。 / それはもうすでにあるものなのでした。 / 私にとって求めるという行為自体は、もう本質でなくなりつつあるのでした。 /// 1939


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