ダムが洪水・地震を引き起こす!? 大災害が起きる前に「ダムに頼らない社会」を

今日本でも豪雨とダムが問題になっていますが、中国の三峡ダムが危ないです。

しかも中国には世界最大の死者数の1975年8月の板橋ダムなど63基のダムのドミノ倒しの事故があったのをご存知でしょうか。


それに加えて「ダム誘発地震」もあります。

三峡ダムが決壊すれば日本も無傷でいられません。おぞましい話です。

ぜひ皆さんに知ってほしいです。

記事にはスリランカの数千年前からのダムの写真ぼくの撮った写真がたくさん載っています。
石木川も二風谷ダムや三和ダムも。
ぜひご一読ください。

(以下、本文より)

 
 世界最大のダムとは、もちろん中国「三峡ダム」のことだ。

 今年の雨の時期、中国ではすでにいくつかのダムが決壊、もしくは「放流」が行われている。そのせいで、すでに宜昌などの地域の水害被災者は数千万人に上った。避難指示が出されている人々の数は1600万人に上る。これだけでもすごい数だが、万が一ダムが決壊したなら下流域の3億~6億人に被害が及ぶという。

 日本の総人口の、最大5倍の人々が被災するのだ。しかもこのダムは大河「長江(日本ではなぜか支流の一つの「揚子江」と呼んでいる)」の中流にあり、下流には武漢や南京、上海などの大都市があり、中国経済の中枢がある。

 しかもダムに流れ込む水域には人口3000万人の重慶があり、工業排水や生活排水などの汚染水を川に流し込んでいる。したがって、決壊して流れ出る洪水はきれいなものではなく、ヘドロや有害物質を含んだ汚水なのだ。それが1000kmも離れている下流の上海まで流れる。


<主な項目> 


■三峡ダムが決壊すれば3億~6億人に被害!?

■ダムの上流に堆積した土砂が洪水を引き起こしている

■三峡ダムがこのまま土砂を貯め続ければ、取り返しのつかないことになる

■中国・河南省で起きた「世界最大」のダム決壊事故

■水深の深いダム湖が引き起こす「ダム誘発地震」

■地震によって、八ッ場ダムが貯めた大量の水が都心部へと流れ落ちる!?


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