東海学生AWARD7期と掻き癖矯正アプリについて
鳥羽商船高等専門学校情報機械システム工学科4年のですわよこと田中映音(たなかえいと)です。
今回は東海学生AWARDの話とそこで発表させていただいたする予定だった掻き癖を矯正するアプリの話をさせていただきます。
東海学生AWARD7期プレゼンター
そもそも東海学生AWARDとは
東海学生AWARDってまずなんだという方もいらっしゃると思いますので、東海学生AWARDについて説明させていただきます。
公益資本主義推進協議会様によると、、、
とのことでした。
東海に縁ある学生が、自分のプロジェクトを約2か月ブラッシュアップして、300人のオーディエンスに向けてプレゼンするプログラムが東海学生AWARDというものです。
東海学生AWARDに参加した経緯と感想
東海学生AWARDと出会ったのは、MIEトコワカAWARDという東海学生AWARDの姉妹プログラムでした。
この話をする前に、まず僕がどういった人物なのかを話す必要がありますが、僕は学生団体カレッジという団体の代表をしており、そこで学生の挑戦支援を目的としたオフラインのミートアップイベントを主催していました。
学生団体カレッジの話はまたどこかでします。
とこわかの運営の方がこの活動を知っていてくれたため、とこわかへの運営かプレゼンターとしての参加をお誘いいただいて、運営としてとこわかに参加しました。
とこわかは東海学生AWARDの姉妹プログラムであるため、たびたび東海学生AWARDの話題が上がってました。とこわかが最高に楽しいプログラムだったため、東海学生AWARDはいったいどのようなプログラムなのか気になり、エントリーしました。
東海学生AWARDに持って行ったプロジェクトは「高校×コワーキングスペースで学生の挑戦の場を作る」でした。
正直、このアイデアには自信があったため「これはもう勝っただろう」と勝手に思っていました。おそらくこのままいっていたら3日坊主で終わっていたでしょう。なぜならただ面白そうでもってきたアイデアであり、そこになぜやるのか・なぜこれをするのは自分じゃなければいけないのかという部分が全くなかったからです。ビジネスシーンに限らず相手に明確かつ具体的に過不足なく伝えるのに5W1Hが必要と言われています。
このときに出たアイデアはHow・What ・Where・When・Whoがそれぞれ少しずつ充実していただけで、最後の要素であるWhyはなにもありませんでした。キックオフ合宿の時点の自分はこれに気づくことができていませんでした。
そんな僕の鼻っ柱を折ってくれたのが東海学生AWARDのメンターとバディの方々でした。ファーストプレゼンという持ってきたプロジェクトを3分で説明する機会があり、そこでメンターとバディの方々と質疑応答や1 on 1でやり取りしているうちに、「自分はなぜこれをやりたいのか」というところが足りないことに気づけました。これに気づけなければ途中で挫折したときにやめていたでしょう。情熱はこういうところから生まれるということです。
これが東海学生AWARDにおける1つめの学びでした。
そんな僕が生み出した最初のプロジェクトは「三重県を爆上げする1000個のプロジェクトを行うコミュニティ」でした。各市町村にコミュニティを1つずつ作り、各コミュニティで課題解決を学生×企業で行うというものでした。
しかしタイトルを見ていただいたらわかる通り、アワード期間中にピボットしているのです。
これはプロジェクトにかける情熱が最初は「本気で三重を盛り上げたい」という思いからくる情熱だったのが、いつしか「認められたい」という承認欲求からくる情熱であったことに気づいて、続けることはできたもののこのプロジェクトで爆上げしたい三重県に対してうしろめたさがあったからです。こんな、思いでやるのであればいっそのことプロジェクトを変えてしまった方がいいと思い、原点回帰でアトピー治療×テクノロジーのプロジェクトにたどり着きました。
掻き癖矯正アプリ「Scratop」
のちのち、僕のnoteでプレスすることになると思いますが今回東海学生AWARDで提案させていただいたプロジェクトは「Scratop-掻き癖矯正アプリでアトピー患者にポジティブな治療を-」です。
開発経緯
もともと、アトピー性皮膚炎を患っており、サウナが趣味だったにも関わらずアトピーによる傷が原因で、汗が染みて痛むため楽しむことができませんでした。実際、このように楽しみたいことがアトピーが原因で楽しめないといった人がたくさんいます。アトピーに対する治療法として、現状薬や生活習慣の改善によるかゆみを抑える治療法があります。しかし、汗やストレスが原因で再発してしまうと、また搔いてしまい皮膚のバリア機能が損なわれてしまいます。調べていくうちに、この悪循環が影響で掻き癖ができてしまうことが問題であることに気づきました。この掻き癖を自分がもつわずかながらの技術で解決できないだろうかと考えた結果、掻き癖を矯正するアプリにたどり着きました。
Scratop開発概要※現在開発中のためここまでしか公開しません
最後に
僕から言えることは1つ、みなさんぜひ東海学生AWARDならびにMIEトコワカAWARDに参加してください。