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輪廻転生をテーマにした映画『クラウド・アトラス』で感じたこと


映画『クラウドアトラス』ご存知ですか?

「輪廻転生」をテーマにしており
ハリウッド映画としては珍しい作品と言えます。

監督は映画マトリックスを手がけた
ウォシャウスキー姉弟。

出演はトム・ハンクス、ハル・ベリー、
ヒュー・グラント、スーザン・サランドン、
ヒューゴ・ウィーヴィングなど
豪華俳優陣が演じています。

ヒューゴ・ウィーヴィングは
マトリックスで
エージェント・スミスを演じた役者さんです。
今回も、ものすごく味のある演技をしていました。

19世紀から24世紀まで
奴隷時代から
科学が発展した近未来時代まで
時代ごとにストーリーが展開。

急に画面が変わり
時代が昔に戻ったり未来に行ったり
まるでジェットコースターのように
物語が展開していきます。

6人くらいの俳優が
時代ごとに別々の役を演じていました。

時代は変われどは一緒。

時代ごとに
名前も性別も思想も異なりますが
命(魂)は一緒でした。

時代によっては悪人なのに、
別の時代になると
善人になるという不思議な展開。

時代は異なりますが
どこか関連性のあるストーリーで
命は時代を超えて続いているんだな
と思わせられます。

とても興味深い内容でした。

一見、関係性がないように思われる
それぞれの物語が時を超え
不思議なつながりを見せていくのです。

この映画を見ていて
手塚治虫さんの『火の鳥』を思い出しました。

火の鳥も古代から未来までを舞台に
生命の本質や人間の業を描いた作品でした。

この映画で私が感じたこと。
・命は自分のものではない
・人は他者とつながる
・すべての罪やあらゆる善意が未来をつくる

作中に出てくる
この3つの言葉が胸に残りました。

私たちは今この世にいるけれど
もしかしたら
過去で同じ時代に一緒にいた人かもしれない。

この世っていうのは
魂磨きの場なんじゃないかと思わされました。

魂は幾度も転生しそれは終わりがなく
魂磨きは永遠に続くことなのかもしれない、と。

なんとなくこの映画を通して感じたんです。

久しぶりに
考えさせられる映画に出会いました。

こうした作品に偶然出会ったのも
何かのメッセージなのかもしれません。

輪廻転生など
こうしたテーマに興味のある方は
観てみてはいかがでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ではまた。

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デンネット田中
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