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実はたくさんあった!?新潟の天然資源【後編】

こんばんは、チーム田中ちゃんです。
今回は前編の最後にあったように、新津油田の「石油の里公園」、yその中でも「石油の世界館」に行ってきたレポート記事となっております!
とてもゆるい雰囲気なのでお楽しみ頂けるかと!
よければゆっくり見ていってくださいね☺️

前編は見ていても見ていなくても楽しめるように配慮していますが、見た方がより内容が理解できるので閲覧推奨です!



1.道中

今回は電車を使って向かいました。
矢代田駅の東口方面から、徒歩30分程度で行けました!

途中で見つけた道路標識です!

矢代田駅周辺はそこまででもないのですが、進むにつれて起伏の激しい坂道になっていきました。

ただ、雪道ということやあまり人通りが多くないこともあり、なかなか路面状況はハード……
歩道が除雪された雪で埋まってしまっている部分もあるので、雪のない季節の方がいいですね。

道路の横には除雪された雪がたくさん……

無事到着することができましたが、徒歩でのアクセスはかなり厳しいため車での移動をおすすめします。
また、新津駅から世界館近くの里山ビジターセンターに止まるバスも出ています。本数は多くないですが、公共交通機関で行きたい方はバスも視野に入れてみたらいかがでしょう🚍

2.石油の世界館へ!

石油の世界館はその名の通り、石油の歴史や採掘についての資料館となっています。入館は無料です。ありがたいですね!
撮影許可をいただけたので、中の様子についても見ていきましょう!

採掘やぐら

採掘やぐらとは、新津油田での採掘に使われたやぐらのことです。石油の世界館には、この「採掘やぐら」が原寸サイズの模型として残っています。

採掘やぐらには下部分に滑車がついており、その滑車を繋げていくことでより少ない力で安定して採掘を行うことができる仕組みのようです。とても存在感があります。
体感ですが、最も高い部分は5m近くあった気がします。

設備展示

中には実際に使われていたパイプや運送ユニットなどが多く展示されていました。
石油運送の際に利用されていたタンカーの模型や、石油の採掘場所などを展示した地球儀など、ここでしか見られないものも多くありました!

実際に触れて体験出来るコーナーもいくつかありました。ミニチュアの採掘動力を自分で動かしてみたり、粘度の違う原油を比べてみたり……

展示物のキャプションもとてもわかりやすかったです。ミニチュアを見ているだけでも十分楽しめるので、石油に詳しくない人でも大丈夫です!

みなさんも行ったらぜひ体験してみてくださいね☺️

シアター

石油の世界館では、1時間に1回油田や地層についての映像が上映されています。2本立てで楽しく学ぶことができます!

私も見てきたのですが、1本目は地域の歴史や採掘についての解説でした。わりと大人向けの内容でしたが、日本の石油の歴史なども知ることができました。

2本目は秋葉区公式キャラクターのさつきちゃんとゆうたくんがでてくる、分かりやすい子供向けの作品でした!
ゆるい雰囲気の映像ではありましたが、内容はしっかりと地質構造や地学について学習できるものでした。
校外学習などで来ても楽しめるのではないでしょうか!

また、シアターは全面を展示物で囲まれており、歴史的な資料が多くありました。

周辺の地主兼新津油田の石油王、中野氏の像があります。
最初人が座っているのかと思いびっくりしました……!

石油はとても歴史が古いですが、意外と知らないことの方が多い分野でもあります。みなさんも石油の世界館に行って、身近な石油について学んでみてはいかがでしょうか!

3.今回行けなかった場所…

今回は石油の世界館以外にも、石油の里公園の中のポンピングマシンや、中野邸記念館にも足を運ぶ予定でした。

しかし、雪が多く公園の中まで入ることができなかったり、記念館が長期休業に入っていたりなど、確認不足や天候の影響でできなかったことが多々ありました。


現在は紅葉の時期しか開いていないようです。
近年の気候変動による熱中症の増加や稲刈り時期の変化により、作業してくださるシルバー人材センターの方の健康を配慮することにしたそうです。
しょうがないことではありますが悔しいですね…

次回は雪のない、中野邸記念館が開く紅葉の季節にぜひリベンジしに行きたいと思います🍁


さて、いかがだったでしょうか?

石油の地、新潟。新しい発見が古い地層から見つかる、驚きの体験でした。

今回の記事をきっかけに、みなさんが少しでも石油に、そして新潟に興味を持って頂けたら嬉しいです。

前編をまだ見ていない方はぜひチェックしてみてくださいね🔎

それでは閲覧いただきありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう👋

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