思考するとは?
毎日読んでいただき、ありがとうございます。
本日は思考すること、について書きたいと思います。
考えるとは一体どういう意味でしょうか?
誰でも分かっていそうで、具体的に何をすることが考えるのか、意外と不明確だったりします。
会社の新入社員の子から、考えろと上司に言われるのですが、何を考えたら良いのか分かりません、と相談を受けたことがあります。
なるほど、彼の言っていることもっともです。
会社で本当にクリエイティブな発想をしても、多くの会社で理解してもらえない可能性が高いです(笑)
そもそも上司の考えろ、は会社のルールや何となくある文化の中で、過去の事例を参考にやり方を構築してください、が多いです。
つまり過去の類似の事例を真似たり、ルールや文化の枠組み、慣習の中で方法を見つけることを、考えると言っています。
だから自由に、クリエイティブな考えを出しても受け入れてもらえない、理解してもらえません。
それに会社の事例や文化、慣習を知るには経験が必要です。だから新入社員を企画の部署に持ってこない会社が多いのです。
これは一理あります。
現地現物という言葉がありますが、現場を自分で見てこないと本当に大切なことが見えないことは多々あります。
営業マンが、顧客の元へ通うのも本当のニーズや市場動向を理解するためです。つまり知識を得るためです。
なので思考するには、まず、あらゆる知識が必要なのです。それには誰かから伝言ゲームで聞いた情報ではなく、その発信源、情報源まで遡り、情報を得ることが大切なのです。
そして同時に幅広い知識も必要です。
以前、スコトーマの話でもご紹介しましたが、人間は知らないことは認識できません。
例えばスマホを知らない原始人は、道端にスマホが落ちてても、石だと思って認識しないでしょう(音が出たり、光ったら別ですよ。ただ電源がない状態で落ちてても石だと思うでしょう)。
まず圧倒的な知識を身につけましょう。
話題の本を片っ端から読むのも良いですし、いわゆる古典的名著と言われるものも沢山読みましょう。世界中で、長く読み継がれてきたものには、それだけの理由があります。今の世界のベースとなる考えになっていたりします。
ぜひ読書は、すごくおすすめです。
まず思考の前提となる知識を身につけることから、始めてみては、いかがでしょうか。
皆さんが最高の毎日を過ごせますように。