科捜研の女で所長が言った、めちゃくちゃ説得力のあるセリフ
普段、見ているドラマは、相棒やドクターx等の基本一話完結ものが多い。
恋愛ドラマ等の、第一話から最終話まで見続けないと話が繋がらない連続ドラマは、毎週焦らされている感がして苦手意識を持ってしまう。
そこで上記のような刑事ものや医療ドラマを見ることが多いのだが、安定の面白さを提供してくれるドラマのうちの一つに、科捜研の女がある。
その科捜研の女の過去放送回で、科捜研にも労働基準法に基づいて、試験的に労働時間が厳しく管理されることとなったストーリーがあった。
結果的には、労働時間短縮のため科学捜査を外部委託し、情報の共有がうまくできなかったため捜査の初動ミスに繋がった、という話であった。
その時に、科捜研の日野所長が言ったセリフに妙に納得した。
「順番を間違えたんだ。
まず、人間関係。次に業務内容。最後に労働時間。
最初に人間関係をしっかり作らないといけない。
これができたら、業務内容を少しずつ変える。
それができたら、やっと労働時間に手をつける。
例え労働時間が短くなっても人間関係が上手くいかなければ
仕事の質は落ちるし、長く続かない。
心や体を壊してしまう。」
なんか、心に響いた。
会社で働いてるのは機械でもAIでもなくて人間で、ちゃんと労働者のことを会社側が見てないと、どれだけ体裁を整えても心が壊れてしまう。
もちろん労働時間は労働基準法の範囲であるべきだし、就業規則で定めておくことは絶対に必要なことだ。
でも労働時間だけに目を向けるのではなく、もっと従業員を見ることが必要だと思う。