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【パデル】カウント別でバンデッハのコースは変わるのか?(その2)

今回はこちらのnoteの続きです。

前回は1セット目のみでしたので、2セット目のデータも追加しています。

検証動画

World Padel Tour Estrella Damm Barcelona Master 2020 Finales
Sanyo Gutiérrez / Franco Stupaczuk vs Juan Lebrón / Alejandoro Galán

検証結果

まずはSanyo選手ですが、1試合通してもバンデッハの本数は増えなかったので、もう数試合見ないことには傾向が掴みきれなさそうです。

カウント:センター|フォア|バック
合計:22%(5本)|39%(9本)|39% (9本)

0-0:22%(2本)|56%(5本)|22%(2本)
0-15:25%(1本)|50%(2本)|25%(1本)
0-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
0-40:0%(0本)|0%(0本)|100%(2本)
15-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
15-15:0%(0本)|50%(1本)|50%(1本)
15-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
15-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-0:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-15:100%(1本)|0%(0本)|0%(0本)
30-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-40:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-0:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
40-15:0%(0本)|100%(1本)|0%(0本)
40-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
40-40:100%(1本)|0%(0本)|0%(0本)

サンプル数を増やしてみても意外とセンターへのショット数が増えていないのが気になります。
これは他選手のプレーも見てみて検証してみたいですが、思ったよりストレートにも打っているのでシーンと照らし合わせて、いつ打てばいいのかの参考にしたいですね。

続いてStupa選手のショットです。

カウント:センター|フォア|バック
合計:19%(11本)|19%(11本)|63% (37本)

0-0:29%(4本)|21%(3本)|50%(7本)
0-15:22%(2本)|0%(0本)|78%(7本)
0-30:0%(0本)|0%(0本)|100%(2本)
0-40:0%(0本)|100%(4本)|0%(0本)
15-0:0%(0本)|33%(1本)|67%(2本)
15-15:50%(1本)|0%(0本)|50%(1本)
15-30:25%(1本)|0%(0本)|75%(3本)
15-40:0%(0本)|20%(1本)|80%(4本)
30-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
30-15:25%(1本)|25%(1本)|50%(2本)
30-30:0%(0本)|0%(0本)|0%(0本)
30-40:50%(1本)|0%(0本)|50%(1本)
40-0:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
40-15:0%(0本)|0%(0本)|100%(1本)
40-30:25%(1本)|0%(0本)|75%(3本)
40-40:0%(0本)|33%(1本)|67%(2本)

明らかなのは半分以上のバンデッハはクロスに打っていること。
これはパデルをしている人なら言わずもがなでしょう。

センターとフォアの打ち分けがどう行われているかは、ほんのりとですが傾向も見えそうです。
比較的ゲーム序盤はセンターが増え、相手選手側に余裕がありそうなポイントの時にはフォアが増えているように感じます。

どのシーンでフォア側に打つことが多かったのかは改めて見てみますが、相手のロブがセンターに集まっているときや相手選手のネットへの詰めが影響しているのではないかと思います。

なので、カウント別でのロブのコースや、カウント別でのレシーバー側のネットプレーの狙い方なども調査していくと何か見えてきそうです。

Sanyo選手の傾向が見えるまでは引き続きバンデッハのカウント別コースを追っていきます。

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だんな / とあるマイナースポーツのアンバサダー
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