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田中一匹人生逃避行(会社やめました)


noteを始めてみた。続くかは知らん。SNSの文字制限に収まりきらない文章が書きたくなった。

そして断言しておくと、これから先に語られる1600文字の中に有益な情報などはひとつとしてない。僕の腑抜けた脳みそについて、腹が立つ人もいるかもしれない。それでもよければ読んでください。

少し前から、人知れず日記をつけていた。そんなことを言うと「ロマンチストなやつ!」と嘲笑うものがいるかもしれない 。悪いか。別にいいだろ。ひとまず今日からはそれを公開してみようと思う。(ちなみに俺はセンチメンタリストだ)人間の記憶力というのは本当に曖昧なものだとおもう。一昨日の晩御飯はいつまでたっても思い出せないし、青春真っ只中ファーストキッスの感触なんかも年を追うごとに薄れていく。人生に一回の貴重な瞬間なのに、もうほとんど思い出せない。これはとても悲しいことだ。だから記しておこう。言葉として。という具合に日記を書き始めた。出来事や思考を文字に残すということは、この先の人生にとって価値あることだと思うよ。良いね。まずは何故その日記を公開するということに踏み切ったかということから説明したい。

田中一匹3

この春から社会人として意気揚々と働き始めた僕であるが、この社会人というものは想像の数倍苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて....(×5万)、大学時代の身に余るほどの怠惰によって培われた、社会不適合者の素養が遺憾無く発揮された末、タイトルにもある通り退職を余儀なくされた。余儀なくされたといっても、周りからなにかしらの圧力をかけられたという訳ではなく、僕自身の精神衛生面の観点から見た極めて主観的なデータを元に検討を重ねた結果、退職という結論に至ったわけだ。そもそも僕は細かい作業がとてもとても苦手である。数字なんて大嫌いだ。正確性?几帳面?何語ですか?と言わんばかりの人間、それが僕だ。なのになぜか、ことの成り行きで、どうしてだか、そういった要素が一番重要視される「経理」という部署に配属となってしまった。これは本当におかしなことだ。エンタの神様の最後にエンドロールとして出てくる歌芸人のネタくらい笑える。人には、生まれ持った「適正」というものがある。僕にとってその適正という枠から最も離れた場所に位置している仕事、それが経理である。(まあそれも我慢してなんとかやっていくことが社会人として求められることなのだろうが....)

僕には随分荷が重すぎる社会人というレッテル。こんな風に一生を終えるのは御免だと、心から思ってしまった。脳が腐る!と思ってしまった。退屈な日々だと思ってしまったのだ。入社2ヶ月で辞める新卒という如何にも現代的なゆとり世代。会社の方々ごめんなさい。「根性なし!」「みじんこ野郎!」「ゆとり界の超新星!」なんとでも言ってください。でも本当に無理でした。実際、勤めていた頃はストレスが原因で、両足の爪に深緑色のマニキュアを塗りたくっていた。

田中一匹7


22歳 独身 ネオ無職

人類の底辺としての華々しい第一歩目を力強く踏み出した。

会社を辞め、時間以外の全てを手放す代わりに時間だけを持て余した男は、なぜ生きているのだろうか、というこの世のすべての哲学の最終到達点であり最も身近なこの問いの答えを探しては、夜が終わり朝を迎えて涙を流した。このままでは10日もすれば人間を心の内側から破壊して死に追いやる悪い病気にかかってしまう!とおもった。そこで思いついたのが、noteである。まあ、要は、承認欲求を満たしたいという思いに尽きる。「生きてます!」という報告だ。承認してください。おまけとして、自分のライティングスキルというものを高めたいとおもった。何をするにもこれは絶対に無駄にはならないスキルだからね。日記がてら、他人の目に触れる文章を書こうとおもった。

なのでこれからぽつぽつと投稿していくと思います。よかったらよんでください。


ふぁ~今日はそろそろ眠い。明日も天気になりますように。それくらいしか今の僕には願えることがない。

あー、あー、メーデー。

2020.06.07

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