アメリカのユースサッカー、その1
アメリカのユースサッカー、女子サッカーはずっと盛んだが、男子サッカーはおそらくここ十数年で爆発的成長したと思う。スポーツ大国のアメリカ。サッカーだけでなく、どのスポーツもとにかく層が厚い!「ボール蹴った事がありません」の初心者から、州代表、リージョナル(アメリカを4つのエリアに分けた)代表、そしてナショナルまですべてのレベルのプレーヤーがそれぞれのレベルで100%エンジョイできる環境が整っている。それがアメリカ。本当にすばらしい事だと思う。ちなみに以下のイメージが地元の街で年2回(各3ヶ月にわたり)行われるリーグ戦のリーグ表。各行がそれぞれのレベルのグループリーグ。各グループリーグに大体10チームほど配置され、上位下位それぞれ2チームがそれぞれ上下のグループに入れ替わり方式となる。2006年生まれのブラケットだけでも14ブラケット(グループリーグ)があり、掛ける10チームで140チームがプレーしていることになる。各チーム約15,6人所属してるとしても、2000人を超える2006年生まれの男子プレーヤーが、140チームに分かれて毎週リーグ戦を戦っている。これって結構な数字だと思う。これより若干数字は減るが、ほぼ同数の女子サッカーリーグも毎週行われている。と言う事は2006年生まれだけで、約人口100万人の街だけど、男女合わせて4000人のプレーヤーがこのSLCのリーグを戦っている。このリーグだけでなく別団体のリーグもあるので、実際はこの数字の少なくとも1.5倍の2006年生まれの少年少女がサッカーをSLCでプレーしている事になる。それが全ての年代約12年(7歳から18歳)で計算したらどうだろう。少なく見積もっても10年として4万人前後のサッカー少年少女が毎週2-3回練習、そして週末試合をこなしている。なのでどこを車を運転していてもどこかしらでサッカーの試合が行われている。冬場は山岳地帯で雪も降るので大体はインドアサッカーかフットサルに転向する。そして冬場のトーナメントは大体がラスベガスもしくはアリゾナなど温暖な地域で行われる。
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