「社長ライター」って職種を考えた
とある打ち合わせの雑談の中から「社長ライター」って仕事を思いついた。「社長秘書」と同じような意味合いでイメージしてほしい。
秘書のように、日々社長と一緒に行動して、下記のようなことを文章にしてアウトプットできるライターをイメージしている。
【執筆する内容】
・おもしろい雑談
・出せる範囲でのミーティング内容や発言
・社員に対して話したビジョン
・外部イベントなどへの登壇
社内での雑談やミーティングの内容は、外部に向けてアウトプットされることはほとんどない。でも、その部分にその人(社長)の考え方や、気になっていることが凝縮されているはず。
それを外にアウトプットすることは、実は価値が高いのではないかと仮説を立てた。僕なりには、コミュニケーションは、
・音声コミュニケーション
・テキストコミュニケーション
・イラスト、図のコミュニケーション
の3つが主なものだと整理している。
そのなかで、音声コミュニケーションが強い人のアウトプットはあまり世の中に出回らない。もちろん、有名人でテレビやラジオ、講演でのアウトプットが多い人は別。
その、埋もれてしまっているアウトプットが「社長ライター」の存在により、一気に世に出ることにつながるのでは?と思っている。
実際、取材の仕事で感謝されることが多いのはこのあたりにも理由はある気がしている。
思考をすすめていくと、まだ人数が少ないスタートアップや、大企業でも新規事業を推進して忙殺されている責任者みたいな人にしっくりくるのではないだろうか?
もちろん、一人ライターを雇ってずっと張り付いてもらうことは、コスト対効果が高いかは疑問だが、下記のような方法で実現も可能だと思っている。
・駆け出しライターの業務委託(自身のアウトプットの訓練にもなる)
・インターン(社長のカバン持ちなどをインターンでやるよりも、ビジネスと社長の思考が体験できる)
・社外広報や採用広報と兼任
あながち無くはない。
コルクの「今日のコルク」のテキスト版がイメージは近いのかもしれない
https://cakes.mu/posts/4136
こうやって考えていくと結構面白い。