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「お金儲け」に対するイメージと考察

ぼくたちはなぜかお金儲けに対して、ちょっとネガティブな印象を持っています。

あれ?持っていますよね?^^;

まぁ、別に持ってようが持ってなかろうが「どっちかが良い」という話じゃないんで、その価値観を大切にしてもらえればいいんです。

とかいうと、お金儲けが好きな人たちは「いや、人は利益を追求しないといけない。なぜなら、世の中を良くするためには平等な価値交換の源である貨幣がないと始まらないからだ!」というでしょう。

一方で、お金儲けに対して嫌悪感を抱いている人たちは「お金儲けって、どうせ悪巧みしたりズルっこいことでもするんでしょ?そんなことよりしっかり地に足つけて人様との関わりを大切にしようよ。」などというでしょう。

世の中の事象はすべてトレードオフの関係にあります。なので「お金儲け」ひとつ取ってもこのように意見が対立するのも不思議じゃありません。

それに、お金儲けに関しては文化の違いもありますよね。

日本は、江戸時代の武士の考えが残ってる影響なのか、どうしてもお金儲けをいやしいと思う文化が強く残っています。

それに、確かに仕事の成果に合わせてインセンティブを与えると、人はどうしてもズルやインチキをして、楽に報酬を得ようと考えるようになります。(スティーブン・レヴィット博士のヤバい経済学(東洋経済新報社)に、詳しい実験データがのっています。ご興味あれば、そちらをお読みください。)

なので、お金儲け=たいがい良いことではない。と考えてしまうのも、ある意味うなずけます。(というか、ぼくもそういった目線を持っています)

一方でアメリカでは、子供の頃からしっかり読み聞かせをされるくらい、聖書の考えが一般常識とされています。

てか、一般常識という表現であってんのかな、、?土台の価値観といったほうが正しいんでしょうか、、?

まぁ、その辺のことは詳しくないんですが、世の中で一番売れている本は聖書と言われていますよね。日本よりアメリカの方が人口は多いので、それだけ聖書はアメリカの人々の心の支えになっているんです。

で、その聖書の中には、合理的禁欲という発想が説かれています。

これは「合理的にしっかり考えて働くことは、神に祝福される行為であり、合理的に働いてしっかりと得るお金は、大きければ大きいほど良い」ざっくり言うとこんなモノなんですね。

アメリカの人々の価値観では、お金儲け=合理的で当たり前な行為。となってるんです。

なのでぼくは、お金儲けに対して好意的な感情を持っていようが、嫌悪的な感情を持っていようが、ぼくはどちらでも構わないと思っています。

むしろ、さっきも少し触れたんですが、全ての事象はトレードオフの関係にあります。なので、思考に対するメリット・デメリットを踏まえて、自分の目的に沿ってうまく活用するのが一番だと考えています。

ですが、最悪なのはハザマで揺れ動いている状態です。

具体的に言ってしまうと「お金儲けはしたいんだけど、そんなこと考えてる自分が気持ち悪い。お金は欲しいけど、お金持ってる人たちに嫉妬してしまう。」という状態ですね。

つまり、目標と現状のギャップがありすぎて、悩みしか生まれていないパターンです。

だから人から意見を求めたり、本などを読んで知識を深めたりするわけなんですが、、、そう考えると、知識の吸収元ってけっこう大事ですよね。

特にお金というのは人生の結果を左右するものですので、どの方面で知識を深めるか、価値観を自分のものに固めるか見定める必要がありそうです。

田辺輝恭

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田辺輝恭
ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。