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物事が進まない本当の理由
事業を進めるにあたって、「ものごとがうまく進まない」ということが多々あると思います。
金銭面、環境面、資源面など、いろんな理由が考えられますが、『相手がなかなか動いてくれなかった』というのも、よく耳にする話です。
で、最終的には言った言わないなどの不毛なやりとりに収束して、あえなくオジャンとなるわけですよね。
こういうのはよく外部とのやりとりで目にしますが、実は企業内や組織内でもよくある話なんです。
例えば、部下がなかなか動いてくれないとか、申し送りをしても話が通ってなかったとかいうのも『相手がなかなか動いてくれなかった』に該当します。
で、これを前提に話を進めるんですが、相手がなかなか動いてくれないのにも、実は大きな理由があります。
そしてそれは、マニュアルがないとか、経験が浅いとか、忙しすぎてできなかったとか、そういった理由ではありません。
また、初めてやることなので手間取ったとか、今まで経験してないので行動するのが怖かったといった理由でもありません。
相手がなかなか動いてくれないとき、得てしてその大きな理由となるのは『メンツを潰されたから』なんですね。
「メンツを潰されたから、あいつには協力したくない」といったはたから見ると子供じみた理由こそが、ものごとがなかなか進まない本当の理由であることが多いんです。
また、メンツはつぶされてなくても、人の性格やクセをかんがえて「あいつの言うことだけは聞きたくない」となるのも、動かない理由として大きいです。
もちろん、お互いのことをあまり知らない状態であれば、そこまで影響はありません。ですが、関係性が続くにつれて、だんだんと人間関係としてのトラブルは根強くなってきます。
人間は感情の生き物です。
いくら話を聞いた方が合理的だとしても、嫌な人からの要求や要望というのは、簡単には受け取りたくないものです。
なので、自分に影響が出ない範囲で、ついついイジワルしてしまうというワケなんですね。
正直「んなアホな」と思われたかもしれません。
ですが、お互い信頼関係が厚くて、どんな要望にも気持ちよく対応してくれたとしたら、物事はアッサリと進むものです。
もちろんこれは、相手だけの話ではありません。
こちら側としても苦手な人と話を進めなければならない時は、つい感情的になりがちです。
なので、相手と腹を割って話すことも大事だったりしますが、どうしても本音が引き出せない場合は「どこでメンツを潰されたと感じたのかな?」という視点で、理由を聞いてみてください。
人の価値観もそれぞれなので、意外と「あ、そんな理由か!申し訳なかった!」となることも珍しくありませんよ♪
田辺輝恭
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