フィッシュ哲学
毎日楽しく仕事ができたらなぁ、、、
って、思うことあるじゃないですか、、。あれ?そうでもないですか?ぼくは、、、ありますよ。
いやね、正直いってぼくは、楽しく仕事してそうな印象をよく持たれるんです。
だって、なんか早起きして早朝からエネルギーMAXで仕事してますし(実際に朝4時半〜5時くらいに起きてます)、独立して経済的にも時間的にも、まぁまぁ自由の効くスタイルを送ることができるようになっています。
なので、「なんかええ感じに人生送ってまんなぁ」というイメージを、本当によく持たれるんです。
でもね、その実態は違うんですよ。
確かに時間的に余裕がある時もあるんですが、そんな時に限ってぼくは、よく「ああ、仕事するの面倒だなぁ、、」なんて思っちゃったりしています。
例えば、自動車販売の事業なんかもそうです。ぼくは実際に修理することもないし、営業することも少ないんですが、マーケティングプランを練ったり組織マネジメントや仕組みを考えたりしてるんですね。
なので、仕事はいくらでもあるんです。(というか、やらないといけないことだらけですw)
でも、ついつい「面倒だなぁ、、」と逃げちゃうんですよね。
だけど、、ですよ。そんなつい面倒と思ってしまうような仕事でも、いつでも楽しめるようになれたら取り組む姿勢が変わってくると思いませんか?
・・・思いますよね!(半強制的)
でね、こういう気持ちになった時に、定期的に参考にしているものがあるんです。
それは『フィッシュ哲学』というものです。(RADIO FISHじゃないですよw)
フィッシュ哲学というのは、アメリカのシアトルにあるパイクプレイス魚市場から生まれた、組織を活性化するためのマネジメント手法なんですね。
まぁ、超簡単に説明すると、仕事なんか意識しなければつまらなくて当たり前。だけど、そんなつまらないものに人生を捧げるなんて、もっとつまらない生き方だよね。だから、、、仕事なんて好き勝手楽しもうぜ!WHOOOO!!!ってのが前提思想となっています。
なので、そのパイクプレイス魚市場では、もちろんお魚を売ってるんですが、それよりもお客さんをからかったり、魚を投げ合ったり、無理やりデカい魚を持たせて困惑させたりと、従業員とお客さんが一体となって遊びまくってるんですよ。
『フィッシュ哲学』と検索したら、YouTubeなどにも何本か動画がヒットするんで、ぜひ見てみてください。
まぁ〜〜〜なんとも楽しそうに仕事してるんですよねw
そんな彼らのフィッシュ哲学なんですが、基本的哲学として4つの柱があります。それは、
・仕事を楽しもう(Play)
・相手を楽しませよう(Make Their Day)
・相手に向き合う(Be There)
・自分の態度を決めよう(Choose Your Attitude)
というものなんですね。
パイクプレイス魚市場は、この4つの柱を元に仕事をするようになってから、大赤字の閉店直前からV字回復を果たします。しかもその仕事っぷりが噂になって、スターバックス1号店が参考にするようにもなりました。
確かに、自分が仕事を楽しめて、相手を楽しまそうといろいろ考えて、しかも「相手は何をしたら喜ぶだろうか?」としっかり向き合って、「自分はこのように仕事をする!」と一貫した姿勢を持てるようになると、そりゃ誰だって仕事が楽しくなるものです。
だって、プライベートと変わらないもん。
でもね、いくら世界中に支持されているフィッシュ哲学といっても、これはアメリカの事例です。なので基本文化の違う日本だと、全面的に落とし込むのはちょっと難しいかもしれません。
ですが、数ある業務ボリュームの中で、1部分くらいはこのフィッシュ哲学を入れてもいい場所があると思うんですね。要は緩急をつけようぜ!ってことです。
あなたにとってのフィッシュ哲学。どこかで作れそうですか?
田邉輝恭