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コトタマTalk【茄子】

茄子(ナス)は、「成す」に通じる植物です。

植物は、花を付けて実や種を残します。

花が咲いたからと言って全ての花が実を結ぶことは少ないです。

しかしながら、茄子は咲いた花はほとんどが実に成るのです。

だから「成す」ことが名前の茄子になるわけです。

こんな諺があります。
 「親の小言となすびの花は千に一つの無駄も無い」

成功率が99.9%だということです。

千に一つでの失敗だとすると、1/1000=0.001、

つまり0.1%の失敗も無いのだから凄いです。

お正月の初夢に見ると縁起の良いものに
「一富士(イチフジ)、二鷹(ニタカ)、三茄子(サンナスビ)」がある。

この茄子こそが、高い確率で実が成る、つまり、事柄が成就する意味で、縁起が良い象徴で使われています。

成すことが叶う、そんな茄子のお話しでした

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「アイウエオの秘密」田辺 健
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