【数え方】
数え方ひとつで、イメージと品位が変わる。
あるTV番組の中での一コマから。
例えば、ここに「お弁当」が1つある。
これを以下のような多様な数え方でイメージ変わる。
・お弁当一個
・・・まあ、普通の言い回しで、コンビニ弁当程度のイメージ。
・お弁当一箱
・・・少し高級感のある千円前後のイメージわく。
・お弁当一包
・・・お弁当を布で包みさらに高級なイメージ。
・お弁当一折
・・・仕出し屋さんが出すような重箱の超高級なイメージ。
実に数え方の表現変えただけで、こんなにもイメージが違うなんてまるで魔法のようだ。
住宅の数え方でも、住宅一軒よりも、住宅一邸の方が、豪華で品格ある言い回しとなるのは、不思議ですね。
日本語の数え方で特徴的な事に、数える対象物をあえて言わなくてもそれが、何を示してるかがわかる特性があるそうです。
例えば、駅ホームでのアナウンスにおいて、「押しあわずに、(電車を)1台お待ち下さい」とか、駅改札口アナウンスで、「(切符を)2枚お入れ下さい」とか言ってますが、この台とか、枚の対象物がそれぞれ、電車とか切符であることが、十分理解できる特徴があるそうです。
・・・・なるほどなあ、とTVを観て思いました。
コトタマ(アイウエオ五十音)は、オールマィティーな言語。
自由自在な表現とイメージを持たせられる、奥行きと品格のようなものをあらためて感じます。
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