桂ヒナギク、楽曲の魅力
僕ら世代の漫画作品で、絶対的な人気を持つヒロインと言えば桂ヒナギクを思い浮かべます。
2007年-2011年頃(連載期間は2004-2017)に少年誌で絶大な人気を誇った漫画、「ハヤテのごとく!」のサブヒロインでありながら、人気投票を開催すればほぼダントツで1位という4番でエースみたいなキャラクターです。
詳細なキャラクター紹介はウィキペディア先生に任せるとして、
生徒会長・みんなの憧れ・容姿端麗・文武両道でありながら努力家。ツンデレ。恋愛面は疎い&臆病。貧乳。
といった感じでしょうか?
中の人の伊藤静さんの声もマッチしていて、自分の大好きなキャラクターの1人です。
そんな桂ヒナギクは「ハヤテのごとく!」のキャラクターの中で主人公・ヒロインを凌いで最もキャラクターソングを発売していて、3枚ものアルバムが発売している所からも彼女の人気ぶりが分かると思います。
ハヤテのごとく! キャラクターソングの全ての作曲を担っていたのがあの「サクラ大戦シリーズ」でおなじみ田中公平さんという点も、当時ハヤテのごとく!の人気が絶大だったという事が伺えますね…
アニメ1期は放送時間も朝で1年間やってたし、2期は深夜帯だったけど面白かったんですよね…2期までは。
今回はその桂ヒナギク楽曲の中から、個人的お気に入り曲をご紹介します。
本日、満開ワタシ色!
桂ヒナギクといえばこの曲! という方も多いのではないでしょうか?
テレビアニメ2期のエンディングテーマ。この曲だけ作曲者が田中公平さんではありませんが、アップテンポなリズム・生徒会メンバーの軽快な合いの手と文句なしの出来です。
CDも結構売れていて、オリコン上位に食い込んでいたらしい…
自分も当時買いました。
今でも、オタクメンバーでカラオケする時は歌っております(笑)
歌うポイントとしては、ヒナギクになりきること。恥ずかしがらずに最後の「大好き!」を歌う部分ですかね~
気持ち悪くてスミマセン…
100点満点、なんかじゃない!
こちらはテレビアニメ1期キャラクターソングより。(第12弾)
皆の憧れ・完璧超人な女の子と周りには思われてるけど、いざ自分のこととなると臆病になっちゃって好きな人に気持ちも伝えられない。
そんな普通の16歳。普通の女の子なヒナギクが歌詞に表れていて、まさにこれぞキャラクターソング!な曲です。
「頑張る自分は大好きだけど、振り向いたときひとりぼっちじゃ凹むわ」
ここもヒナギクのキャラクター性が出ていて個人的に好きなポイントです。
人間100点満点な人なんて居ませんからね~
でもヒナギクはそんな欠点(?)も超絶可愛い。
Power of Flower & Heart of Flower
一気に2曲紹介してますが、これは同時に紹介するべき楽曲なので
Power of Flowerはテレビアニメ1期キャラクターソングで、
先ほど紹介した 100点満点、なんかじゃない!より先に発売されたCDに収録されている曲です。(第4弾)
ヒナギクの名前にちなんで自らを花に比喩し、
「君がピンチのときは守ってあげたい」と彼女の強い部分、完璧超人で生徒会長なヒナギクのテーマ。という感じのずっしり構えた楽曲です。
Heart of Flowerは後に発売されたアルバム第一弾、「HiNA」の最後に収録されている楽曲で、Power of Flowerの続編的な曲です。
しっとりムードなラブソング。
先ほどとは打って変わってヒナギクの内面の部分、主人公が好きな気持ちを余すところなく歌っています。
「今を精一杯じゃなくちゃ シアワセじゃないよ
ちょっとキツイね 痛いね 負けず嫌いごめんなさい」
こんな彼女のツンとデレの部分が出てきたと思ったら最後に
「愛なんて まだ知らない 本当は 叫びたい
"好きだよ"って
言う代わりに ここで咲いてる」
とまたツンの部分が出つつ好きという気持ちが歌詞に出てるんですよね~
堪らない。。。。
原作を読んでいる方はご存知かと思いますが、ヒナギクは読者の圧倒的支持を得ながらも原作では負けヒロインなのです。
これはアニメを1期見ていた連載初期から、あくまでサブヒロインなのでそういう結末で終わるんだろうなあとは勘づいてはいましたが、人気投票の結果でひっくり返る事を期待していただけに残念。
でも初期のヒナギクが紆余曲折を経て主人公に告白する過程は感動ものですし、そこが分かっているからこそこの楽曲に味が出る…
制作陣の意図は分かりませんが、 Power of Flower Heart of Flower の2曲で1つの作品が完成したような、そんな気がします。
おわりに
今回は最も気に入っている4曲をご紹介しました。
これ以外の楽曲もヒナギクのキャラクターにぴったりな楽曲が沢山あります。
自分がハヤテのごとく!というコンテンツにハマってた時期から10年近く経った今でも、ウォークマンのプレイリストには桂ヒナギクの文字がありますし、通勤中に聴くことも多いです。
それだけ素敵な楽曲が多いという事が1人でも伝わって頂ければ、自分としてはこんなに嬉しいことは無いです。
ハヤテのごとく!の連載が終わった今、作者の畑健二郎先生は「トニカクカワイイ」という作品をサンデーにて連載中です。
この作品は主人公と運命的な出会いをしたヒロインが結婚して、その生活を描いているのですが、ヒロインがどことなくヒナギクに似ているような…
自分は勝手に、主人公がヒナギクと結ばれたifの作品と思って読んでます。
もしかしたら作者の新婚ノロケ漫画かもしれませんが(笑)
気になったら読んでみて下さい。
拙い文章で申し訳ございません
最後まで読んで頂きありがとうございます