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※腐注意※ゴールデンカムイのために冬の北海道へ一週間行った人の話
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はじめまして、棚子と申します
ゴールデンカムイの聖地巡礼(という名のただの北海道旅行)を自分用に記録するための場所を探していたところ「そういや自分が聖地巡礼する時に参考にしてたのnoteじゃん」と気付き登録しました
もし、読んでみようと考えていらっしゃる勇ましいニシパがいらっしゃいましたら注意点がございます
突然で恐縮ですがわたくしBLが大好きです
ゴールデンカムイにも自CPがございます
それ前提で自分の思い出用に色々と語りますので、苦手意識を持たれましたら読まれない方が賢明かと
そもそも聖地巡礼と言っても、他の方の情報を参考にしているわけですので、特段目新しさはありません
聖地巡礼の参考に!と思われましたら、すでに素晴らしい先人様方が開拓済みですので、そちらをご覧いただく方が有意義な時間を過ごせます
あくまで、こちらは自己感想>聖地巡礼の形で己の萌えを吐き出しているだけです
それでも読んでやるという屈強なニシパがいらっしゃればお付き合いくださいますととても嬉しいです
その前に私がゴールデンカムイにハマった経緯について語らせてください(唐突)
2018年春、いつものように日課のTwitterを眺めていたら、「薩摩のインド人」というパワーワードが流れてきました
それがゴールデンカムイを知るきっかけになった鯉登くんとの出会いです
眉毛がなんか変で色黒で七三分けの目つき悪い軍服着た男というこれまで見たことない(見たことあってたまるか)キャラデザに惹かれたこともあり、タイトルだけは聞いたことがあり話題になっていた作品でしたので、とりあえず鯉登くんが出てくるまで読んでみることにしました
そして、読み進めていく内に鶴見というこちらもキャラデザのインパクトが凄すぎる人が登場
正直、鶴見が出てきてからは鯉登くん目的で読み始めたのを忘れ、気が付けば鶴見シンパと化してました
明治時代の北海道が舞台・刺青人皮争奪戦とかいう冒険のワクワク感・はじめて触れるアイヌ文化等挙げればキリがないほど、これからこの作品がより面白くなる要素が詰まっていて、もはや鯉登くん関係なしに物語に惹き込まれていたのですが、やばい囚人キャラも多数乱立する中、一際美しく君臨する鶴見というキャラクターにガチで誑し込まれました
鶴見の挙動一つ一つにうっとりしながらすっかりインド人のことを忘れ楽しくゴールデンカムイを熟読していたところ、ようやく薩摩隼人回です
初見の印象として、クールでかっこいい子だな〜でもこの濃いキャラ達の中でただのイケメン枠じゃそんなハマんなさそう...と思っていたのも束の間、なんとこのインド人も私と同じ鶴見信者でした
しかもなんかすごい独特の崇拝方法(例:クソコラ)
ギャグもこなせて様子がおかしいイケメンとか推すしかないのでは???
しかも公式が鯉登×鶴見だし(私的な見解)
こんなすごい桃色片想いクソデカ矢印を公式内で向ける攻めなんて後にも先にも鯉登くんだけです
それからというものアシリパさんの行く末を見届ける杉元さながら本誌派に転向し鯉鶴を見守ってきました
しかし、樺太で離れ離れになった時、正直ここから二人の関係性に解釈違いが起こるなんて想像もしていませんでした
実を言うとこの解釈違いのせいで、私は単行本21巻あたりで一度ゴールデンカムイを読むのをやめてしまいました
それまで二泊三日の弾丸北海道旅行(札幌・旭川・小樽)をしたり、日帰りの名古屋・明治村で聖地巡礼、船に車を積んで鹿児島に渡るetsゴールデンカムイが、鯉登くんと鶴見が大好きだったのですが、鶴見中尉殿スゴ〜イを本誌で見た瞬間、「あぁ...私が好きになった鯉登くんはいなくなってしまったんだ...」と物凄い喪失感とショックを受けてしまい、ゴールデンカムイが読めない状態まで落ち込みました
もはや原作やキャラに対してのヘイト発言になってしまうことを承知で申し上げます
私は鶴見のことが妄信的に好きだった鯉登くんが好きで、その関係上に成り立つ鯉鶴が好きでした
なので、この時点で以前のような鶴見LOVE♡な鯉登くんはもう存在しないという事実が受け入れられず、あんなに好きだったゴールデンカムイから距離を置くようになってしまいました
オタク心は複雑で気まぐれなのです(血涙)
それから数年経って、ゴールデンカムイが最終回を迎えるという話題がTwitterに流れてきました
あれから鯉登くんと鶴見どうなったのかな...と、かなり気になりはしたものの、二人の行く末を知るのが怖くて、その時に読み返すことはありませんでした
そして更に数年後、ゴールデンカムイが実写映画化することをTwitterで知るや否や、TLに突如として玉木中尉が流れてきた衝撃は今も忘れられません(ていうかTwitterしてなかったら壮大に何も始まらないの笑う)
玉木宏といえばのだめの千秋先輩という知識しかない終わってるクソオタクで申し訳ないのですが、玉木宏の鶴見が本物すぎて目を疑いました
あまりの動揺に当時鶴見しか見えてなかったんですが、他キャスト様もクオリティ抜群でした
しかし...っ!それでも映画館に足を運ぶことはありませんでした
私の長いオタク歴でも自給自足のために二次創作するくらい好きだった鯉鶴がかなりのトラウマになっていたのです
(pixivも元データも全部消したことを死ぬほど悔やんでる)
そして、去年の12月初頭、Twitterしかない人生ですので当然Twitterをやっていたら、なんか見たことあるすっごい笑顔の眉毛縦の人が急に実写化して現れたのです
嬉しそうに持ってる写真絶対鶴見じゃん!!!鯉登くんお前までとうとう三次元に?!ていうか眉毛こんなんなのにめっちゃイケメンやん!ハッ?!中川大志?!??!
この中川大志くんが演じる鯉登くんが絶対観たくて秒でWOWOWに加入しました
トラウマがなんやねんこちとらワイが一番ハマってた時期の鯉鶴が実写化しとんねん誰も邪魔すんなの精神で映画ドラマを一気に吸いました
結果、実写ブラボーまじブラボーでしたので原作を全巻揃えちゃんと見届ける覚悟をキメました
正直、二人の惜別という結末は今でも納得できておりません
でも、先生が描いてくださった鯉登くんの未来、鶴見の加筆にはとてもとても救われました
鯉登くんが鶴見に伝えたこと
別れの分岐点にはなってしまいましたが、最後の最後まで鶴見を信じよう信じたい頼りにしてほしいという鯉登くんの真っ直ぐな気持ちを本人に直接話せたのだから、それでもう充分でした
杉リパの関係がもしかしたらあり得たかもしれない鯉登くんと鶴見だと思うと、こみ上げるものがあります
杉リパは最終回も一緒に居てくれて安心しました
だからこそ鶴見が一人になってしまったことが余計に辛くて...
「嘘で試した愛しか信じられない」って哀しすぎません???
そんなことしなくてもみんな鶴見のこと好きなのに...
鯉登くんが対土方戦で思い出した鶴見がまさにこれを証明してると思います
そして、権利書を選んだ後の表情を見た瞬間、本当に全部大切だったことが知れて号泣です
鯉登くんのことも可愛い部下だったんだよね...
勿論、今でも初期の鯉鶴含め、二人が大好きです
愛の形は様々ですが「もう二度と目の前に現れない」というものもあり、それが二人の選択した愛だったらいいなぁと毎晩打ちひしがれてます;;
原作軸では今生お別れしてしまいましたが、転生現パロではお互いきちんと話せる対等な関係から友人としての鯉鶴がヤンマガで連載されるらしいので大丈夫です!まだまだ自分鯉鶴やれます!!!
前置きがありえへんくらい長くなりましたが、要は古参ぶっといて出戻りなのです
すみません最後まで鶴見劇場見届けるとか言いながら脱走して
月島に殺されても文句言えませんよ
なので、本当に実写化には感謝しております実写化がなければ永遠にゴールデンカムイと、そして鯉鶴ともう一度向き合う機会はなかったと言っても過言ではありません
こんなに原作愛溢れた素晴らしい実写...都合のいい夢ではないですよね?幸せです、本当に
でも、原作の鯉鶴沼に落ちたシーンを実写で見て再熱するて人の癖ってそんな簡単に変わらないんだな〜チョロすぎ〜てわろてます
てなわけで実写を見て、そうだ冬の北海道に行こう、ていうのが今回の聖地巡礼の動機です
(前回の初北海道は夏でした)
床に散乱する原作を頼りに計画を立てながら、年末に飛行機やらホテルを手配して、年明け早々一週間休むというオタクの支離滅裂な言動に弊社が引きつつも、お正月に親戚からスノーウェアやブーツ、登山が趣味な妹とその彼氏にも服やらリュックを借り、短期間で準備していよいよ一人で北海道へ巣立ちます!!!
次回からようやく北海道の話をします
本当に前置きが長くて申し訳ないです
ここまで読んだ人相当暇だったのかな?とか思ってるカスですが、またお付き合いくださるととっても嬉しいです
後、個人的に鯉鶴人口がかなり減ってて悲しみに暮れたオタクなのでこれを機に鯉鶴好きな人ちょっとでも増えてくれたらもーっと嬉しいです
だから頑張って記録に残します
初日は函館です!函館って最終決戦地だけど、鯉鶴好きにとっては思い出いっぱい夢いっぱいのハードモードな土地なのでとにかく語るよ
それではまた更新します