見出し画像

珈琲館

これだけ記事を書いておいて今更だが、私はカフェが好きだ。
ただ、個人経営も店も好きだが、普段使いするのはチェーン店だ。

チェーン店でも、様々なタイプがある。

スタバとか、タリーズとか、そういう店も好きだ。セルフスタイルだからふらっと立ち寄りやすいし、日本人の私から見ても、「シアトル系」という言葉に魅力を感じる。
季節限定のドリンクも大々的に売り出すし、SNSでも非常に映える。

ただ、特に普通で素朴な朝は、何ちゃらラテとか何ちゃらサンドとかではなく、「珈琲館のトラディショナル・ホットケーキ」が食べたくなる。

パンケーキではなく、ホットケーキなのが良い。子どもの頃、母親がおやつで焼いてくれた、あの匂いを思い出すから。
やがて自分一人で焼くようになって、きれいな形にならないなぁと思うのである。
(この下りも、使い古されてしまった感がある?)

それはともかく、珈琲館は「え、こんな所に?」という場所にある。
道路に面した好立地な店舗もあるのだが、薄暗い地下1階とか、あるいは奥の道に入って2階とか、気軽さとは無縁の場所にあることも多い。

本日行った店も、駅の近くのビル4階で、ひっそりと営業していた。

驚いたのは、業務サポート用のロボットがいたことだ。
と言っても、すかいらーくでよくお目に掛かる、「猫型配膳ロボット」ではない。
奥まった席に座ってしまったためよく見えなかったが、どうやら片付けに特化したものらしい。
こんなところにもロボットが、と思ってしまう。
※有名な猫型の名前はBellaという。「ちゃん」か「君」かは知らない。
※あの愛らしい瞳に、私はメロメロである。

そんなロボットを横目に、食べるホットケーキ。
上には角切りバター。横にはふわふわクリーム。おまけにシロップもついてくる。
「どれを乗っけて食べようかな」とは、なんと贅沢なことだろうか。

モーニングのホットケーキ

そうこうして食べ終わった頃には、人の出入りも増え、ようやく土曜日が始まるのだった。

いいなと思ったら応援しよう!