【開け!あらたまてばこ②】 《テーマ:あらたま珍六景 後編》
冬らしい季節になりました。
寒くなってふとんからあまり出たくない高橋です。
さて【開け!あらたまてばこ②】《テーマ:あらたま珍六景 後編》の紹介です。
前回は南関町、長洲町、和水町の珍六景の紹介でした。
前回記事はこちら
今回は玉名市、荒尾市、玉東町のご紹介です。
どんなところが出てくるのか
ワクワクしてます。
ではまずは玉名市から
ー玉名市
今回は、珍スポットということで玉名市からは、
玉名市岱明町浜田にある玉名の海床路をご紹介します。
海床路とは、潮が引いたときにだけ現れる道のこと。
干満の差が激しい有明海でノリ養殖や採貝を営む漁業者のために作られました。
海床路といえば、熊本県宇土市の長部田海床路が有名ですが、
玉名市岱明町にもあります。
満潮時は道が海に沈んで海の中に電柱が立ち並ぶ不思議な光景が広がります。
映画「千と千尋の神隠し」で、銭婆のもとへ出かける際に千とカオナシが乗車した海原電鉄。
海の上を列車が走る不思議な光景が描かれていて、ここの景色を見た瞬間、そんなシーンを思い出しますね。
道を渡り、海の向こうに見える雲仙普賢岳と夕日がとてもきれいです。
また、玉名市は有明海に面しており海苔の産地として全国的にも有名です。
有明海苔は、ビタミン、ミネラルを多く含んだ有明海で育まれ、
玉名が発祥の地とされています。
玉名市は、自然の恵みが豊富で、場所や食など多くの魅力があります。
是非、お越しください!
玉名市地域おこし協力隊 エシモ(江上健太郎)
ーーー玉東町
こんにちは!玉東町(ぎょくとうまち)隊員マイです😊
さてさて我が町からは・・・・
年に10日だけという珍しいすもも・ハニーローザ!はもうおなじみなので、
年に3日間だけ出現する、
それはそれは神々しい風景をご紹介いたします🙏🙏🙏
それが見られるのは、こちら山北八幡宮(やまきたはちまんぐう)。
ここ最近(2020年11月)は紅葉も綺麗なこのお宮は、
玉東町白木(ぎょくとうまちしらき)に位置しています。
山北地区の守り神とされていて、
春と夏の例大祭では神幸行列や相撲、馬追い、神楽等が奉納され、
五穀豊穣を感謝する神事がとり行われます。
(今年はコロナウイルス拡大防止のため神楽等は中止予定です)
場所はコチラ(GoogleMapに飛びます)です!
こちらが普段の山北八幡宮。
とっても静かな境内に立派な彫り物や狛犬、楼門。
時間を忘れて見とれてしまいます。
そんな山北八幡宮で、
毎年4月3日から5日の3日間だけ見られる光景がこちら。
だいたい朝の6:30前後、
楼門の真ん中から日の出がお目見えするのです・・・!!!
天気次第では、3日間のどれも見られないそう。
毎年写真を撮りに、朝から人が結構いらっしゃいます^^
次の楼門ご来光は2021年4月3・4・5日。
その頃コロナウイルスはどうなっているか全く予想も付きませんが・・・
是非是非この神々しい光景を
たくさんの人で分け合いたいなと思います🙏
ちなみに楼門ご来光の写真は、マイが撮ると全く神々しさの伝わらないものになり・・・
玉東町在住のカメラマン・碇(いかり)さんが撮影されたものを許可を取りお借りしました!
▼撮影する碇さん。カッコイイ!!
ちなみにそんなこの日、もう一つの珍景は・・・
「鳥居をくぐる巨女」
(こわいなーこわいなー)
はーい、私ですよーーーー。大柄なのは本当だよー。
この鳥居も山北八幡宮の中にあります。
探してみてね♪
(巨女も碇さんが快く撮ってくださいました笑ありがとうございます♪)
以上、玉東町の年に一度の神々しい風景!とカッコイイカメラマンを
マイがお送りいたしました〜🙏
ーー荒尾市
続きまして、荒尾市はOG上田がご紹介いたします♩
荒尾市にもたくさんありますよー!珍景!
干潟をテーラー車が走っているのはもちろんのこと、ふくやまベーカリーや万幸堂のメロンパンが、10個、20個と当たり前のように買われる光景も、考えたらすごく珍しい!笑
今回ご紹介する場所は、ちょっと他の皆さんとジャンルが違う気もしますが…テーマを聞いた時にあの某番組のBGMと共に頭に浮かんだ「あの場所」をご紹介します!
トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル
タターン!
交通量も多い南荒尾駅前通りの389号線で、あらたま地域にお住まいの方なら一度は目にされた事があるのではないでしょうか。
そして、「なぜここに? なぜトロロなの?
ん?…白雪…姫?」
と不思議に思われたこともあるのではないかと。笑
「顔ハメなの? え、ハメれないの?」
ツッコミどころもありますが、なかなかのクオリティです!
増永地区をキレイにしたい、盛り上げたいとの想いから地元の会の皆さんでお花を植えたり少しずつトトロなどのキャラクターを増やして賑やかにされているそうです。
詳しく書こうと思うと長くなるので…その想いは、ぜひ通りながら感じてください^^
(※脇見運転はダメですよ!)
また、こちらすぐ後ろに線路が通ってまして、軽自動車1台やっと通るほどの小さな踏切があります。
(猫宮踏切)
そんな踏切に…「よもやよもやだ!」
煉獄さーん!
あらたま陳六景の前編でも度々登場してました「鬼滅の刃」!こちらは劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」公開を記念しての臨時列車「SL鬼滅の刃」です!ばっちりこちらで撮りましたー!
待ち構える私たちに向けて、汽笛も少しだけ鳴らしてくれました〜!映画見なくちゃ!
ついでにご紹介すると、この踏切を越えて歩いて1.2分で、海岸に着きます。
また、都会の方には珍しい無人駅の「南荒尾駅」ではこんな景色も。
岱志高校の生徒さんが壁に描いた干潟の絵と本物の干潟に沈む夕日が窓から…
どちらかを写そうとすると、どちらかが暗く映らない…この素敵なコラボが伝わることを願います。。
長くなってしまいましたが、荒尾にお越しの際、荒尾を通過される際にでも、今回ご紹介した荒尾市の珍景を楽しんでいただけたら何よりです^^
以上で珍六景の紹介は終わります。
ぜひみなさんの身近な周りにある珍スポットを探してみてください。
次回は南関町の協力隊OB森本さんが「これ読めますか?あらたま珍地名」
を紹介します。
どんな珍地名がでてくるのか面白そうです~乞うご期待。
元南関町地域おこし協力隊 高橋 幸宏