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曖昧なマイン

寝るか、書くか

激しいタイブレークの攻防の末に

ギリギリ[書く]が踏みとどまる

白目をむきながらトグル入力を開始

無敵感と白痴感が7:3で混ざる

もう何だって書けちゃうんだぞ!
今しか書けないことだらけじゃないか!

って上昇しては

もう何だって欠けちゃうんだぞ!
今さら書けないことだらけじゃないか!

って下落する

3割うまい?




体調崩して

文字通り一日中寝てた

夢の中の自分が激ポジティブだった

大学時代の友人に声をかけて

またいつか音楽をやろうと企んでいた

僕の夢は基本的に企みでできている

それを真剣に受け止めたりはしない

たらみ のゼリー美味えな

くらいの受け止め方に近い

まあゼリーだしな

ゼリーに対してムキになっても仕方ないし

ゼリーは至高ではないけど

無難に美味いから、いい

いたぜりつくゼリーな何かを追うより

たらみ くらいが、いい

3割うまい?




そうやって覚醒して

真っ白な練習着に着替えて

スパイクの紐をきっちりしめて

グランドに立つようにnoteにログインする

今ならこの画面が網膜に映る人全員と

グータッチしながらランニングできそうだ

とは言え

全くもって僕とあなたは価値観が違うし

そもそも掛け声からして違う

さんのーがーはいっ!

で始められないならこの先も噛み合わない

だけど

噛み合わないことを恐れなくていい

少なくとも僕らは

どこからともなくやってきて

どこかへ向かうために走ってる途中で

そう

今たまたま近くを走っている

それを伴走と呼べるかどうかは

グータッチにかかってる

中指でハートマークを押す意味を問うなら

僕はそう答える

そして翌朝にはもう白痴化されて

スキの通知を見て

「コイツ誰やねん」ってなる

沢山の

コイツ誰やねん

で溢れることを想像して寝る

だから寝つきが悪いんだと思う

3割うまい?



伴走と伴奏

どちらも良いけど

一日中寝転がってる時に願うのは

伴走かな

ベッドから連れ出してくれるような感じの

伴奏だと

寝転がったまま口ずさんでしまいそう

とはいえ

それがまたいいんよ!って

くさいラーメン屋のファンみたいな感性も

捨てがたいっちゃ捨てがたい

そうやって

睡眠時間を捨てる背徳感でいっぱいになると

背脂と、たらみのゼリーの区別も

あいまいになる

あいまいみーまいん

確かに

3割うまい

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