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【バトレボ ユクシー杯準優勝】ねこ時々砂嵐

ご無沙汰です。ゆぽんです。
かねてより細々やっていた令和のバトレボシングル対戦ですが、大会に出て成績を残せたので記録です。

レギュレーション

大会詳細

シングル63
・バトルタワー準拠(準伝説◯禁伝幻×)
・見せ合い有り6→3
・レベル50フラット
・複数催眠禁止 ※参考
・こころのしずく禁止
・道具、ポケモン被り禁止
・しぜんのちから、ひみつのちから、ほごしょくの使用禁止

構築コンセプト

・交代しないで勝つ。
・固定選出でありながら、それぞれの軸で広く浅く対応できるようにする。

構築経緯

第六回あののん杯の世界一有名なネズミさんの構築が強かったのでここからスタート。

砂ガブを軸とするのでガブリアスを採用。
バンギラスの選出を相手依存にしたくないのでバンギラスを採用。
砂ガブ構築はバンギガブ+対面駒、のような選出が多いが、ハマった砂ガブは強いのでガブリアスのサポートに徹すべきと判断。AやSの上昇を引き継げたら強そうと思ったが、加速や竜舞をバトンできるポケモンは砂嵐耐性がなかった。バトンできて砂嵐耐性がある枠を眺めていたところ、グライオンと目があったので採用。

裏選出となる3枠は3体で完結させられる選出で強いものがないか考えていたところ、昔の大会の動画を発見した。猫の手パが面白そうだと思ったので採用、自分好みにアレンジすることにした。

個体紹介



バンギラス@ラムのみ 砂嵐
207(252)-154-131(4)-x-120-124(252+)
電磁波 噛み砕く 冷凍パンチ 竜の舞

起点作成HSバンギ。
最初襷を持たせていたが、あまりに発動しないので催眠耐性を持てるラムのみに変更。
拘ってないガブの地震は耐えるし、ゴウカザルルカリオヘラクロス以外の大体の格闘タイプの上から電磁波を打てる。
一致技で通りのいい噛み砕く、電磁波の通らない地面に打つ冷凍パンチは確定、ラストは岩技、けたぐり、威張るも候補であったが起点を嫌ってバンギラスを殴ってこないシーンがあったため、悠長させないための竜の舞とした。相手によっては舞って初手のポケモンを倒し、裏に上から電磁波を入れる動きが強かった。



グライオン@呑気のお香 砂隠れ
181(244)-115-147(12)-x-95-161(252+)
身代わり 影分身 威張る バトンタッチ

まさかの4世代害悪型グライオン。
4世代の小さくなるは回避1段階上昇なので4世代のフワライドバトンは現代ほど強くない。しかし、グライオンは砂隠れ・命中0.9倍アイテム・分身バトンを両立でき、影分身1回で0.8×0.9×0.75=0.54となり、5割弱で技をかわすため分身バトンが成功しやすいと判断した。

バンギラスの電磁波から繋ぐので試行回数を防ぐ身代わり、コンセプトの影分身バトンタッチは確定。ラストは高速移動、剣の舞、ハサミギロチン、地震なども候補であったが、確率ひっかけの帝王になれる威張るを採用。

運ゲーと揶揄されるこの戦法であるが、1度身代わりを残して威張れると0.8×0.9×0.5=0.36と、こちらが非常に有利な状況(64%で無償行動)に持ち込める。ラム持ちが重いが、ラムが予想されるポケモンには影分身を優先して先に展開し、回避ランクが上がってから2度威張れば無双できた。


ガブリアス@光の粉 砂隠れ
183-182(252)-115-x-106(4)-169(252+)
ドラゴンクロー 炎の牙 身代わり 剣の舞

シンプルなAS粉ガブ。
攻撃技だが、逆鱗はAが上がった状態の混乱自傷で即落ちするリスクが高いので、無難なドラゴンクローを選択。ドラゴンダイブも怯みがあるので面白い。
コンセプト的に身代わり剣の舞も確定。
ASにしたので、ラストの枠はドータクン・ハッサムなどの鋼勢への遂行速度が上がる炎の牙を採用した。火傷の追加効果があり、回避率の上がった状態だと試行回数が稼げたので狙って引きにいくこともあった。

ブニャット@気合の襷 マイペース
147(4)-134(252)-84-x-79-180(252+)
猫の手 吠える 泥棒 寝言

裏選出の要①。
原案はドーブルだったが、上からの挑発催眠がキツいため、より速いブニャットを採用。
コンセプト的に猫の手吠えるは確定、攻撃技に泥棒を採用、余った枠は催眠対策にもなる寝言とした。
決勝戦はスカーフガッサに脳がびっくりして寝言を採用していたことを完全に失念していました。アホすぎるw



ゴウカザル@こだわりスカーフ 猛火
183(252)-124-91-x-92(4)-176(252+)
猫の手 ステルスロック 気合パンチ カウンター

裏選出の要②。
バトレボ環境でガブリアスより速いポケモンにはあまりスカーフを持たせないので、実質的に環境最速であった。
コンセプト的に猫の手ステロは確定、残りは何かの役に立つかもしれない気合パンチカウンターとした。4世代ゴウカザルトリビア、泥棒覚えない。


リングマ@毒毒玉 はやあし
165-182(252)-99(28)-x-95-114(228+)
欲しがる 泥棒 ものまね 守る
S:+1で最速ガブリアス抜き

裏選出のスイーパー。
元ネタはラグラージであったが、能動的に敵を倒すことを重視したくて欲しがる・泥棒を両立できる枠を探したところ行き着いた。
残りの枠について、1つ目は猫の手で出ず毒毒玉を能動的に使える守るとし、ラストはカウンターとの選択肢であったが相手の技をコピーして柔軟に動くことのできるものまねを採用。

予選でドータクンの催眠術をコピって勝てた試合があったので、結果的にものまねで良かった。

選出

基本
バンギグライガブ

ユキノオー、カイリキー入り
猫猿熊

相手に天候ポケモンがいない
バンギグライガブor猫猿熊の刺さってる方

重いポケモン・並び

・初手竜舞ラムバンギ
無理。通常の竜舞バンギはけたぐりを持っているので蹂躙される。バンギの持ち物を襷やヨプにすれば返り討ちにできる。

・ステロ半減の残飯持ち
予選で当たって気付いた。猫の手吠えるで全くダメージが入らない。鋼枠で残飯を持つのは通常ヒードランが多く、ヒードランはステロ等倍なのであまり意識できていなかった。バンギグライガブなら特に重くはない。

・ノオーマンムー
無理。数が少ないと思って切っていたが、決勝で当たって絶望した。ユキトドであれば霰のダメージは入るものの、ステロが1/4ずつ入るので裏のリングマで勝てる認識。マンムーは礫持ってるしステロ等倍で厳しかった。

結果



準優勝
予選 2-0
(1分け、マッチングできず無効試合)
決勝 0-1



あとがき
過去作環境真面目に考察するの楽しかったです!
また機会があればバトレボの大会や企画参加できればと思います。

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