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男子のベビー服にピンクや水玉を選んでいた話

こんにちは、男児2人と、女の子のベビーを育てているタミーです。
さきほど夏物のベビー服が足りないんだけど、男の子用のお下がりって残ってる?とママ友に聞かれて、思い出しました。
私、うちの男子たちにはベビー服時代、あえてピンク入りのボーダーとか、紺地に白の水玉の服を着せていたなぁ、と。

毎日の暮らしにそっと混ぜ込む

私はここ数年ずっと、長男次男の服はボトムスは同じデニムを数枚用意して、トップスのみ変えることにしています。
(こどもたち自身から嫌と言われたら止めるつもりですが、特にそういった声もあがらず…)
最近暑くなってきたのでハーフ丈に衣替えしました。無印良品のデニムをずっと利用しているのですが、サイズアップしても同じものが買えるし、柔らかいし、色落ち具合も楽しめるし、突然着替えることになってもコーディネートに悩まないし、個人的にはとても気に入っています。

そんな訳でボトムスはいつもデニムパンツなので、トップスがピンクでも水玉でもそこそこしっくりくるんです。
私の父が幼い頃は、男の子が赤いズボンを履いていると笑われたらしいけれど、今は男の人だって花柄シャツを普通に着る時代ですもの。別におかしいことはないよね、と。

…とか言いつつ保守的な私は、結局サラリーマンのネクタイの柄になっている程度のピンクとか水玉くらいしか着せられませんでした…ってネクタイ自体が千差万別だからこの表現じゃ分かりにくいですね。笑

多様性の時代ってものに、私自身も慣れていきたい

なんでわざわざ意識的にピンクや水玉なんて考えていたのかといえば、

  • 性別と色味は関係ないということは分かっているが、私の中にはまだ男の子らしい色と女の子らしい色の区別が明確にあるから。

  • 私の常識が「これからの常識」になっていこうとしているものにアップデートされていないと思ったから。

ここに尽きます。例えば、私の幼い頃は、男子が赤いズボンを履いているくらいで笑われることはなかったけれど、ピンクや水玉を着ている男の子は居ませんでした。数十年それを当たり前として生活してきてしまったのを、急に変えることはできないんですよね。口では言えても、深層心理はなかなか変えられないというか…
だから、身近なところから少しずつ私自身の考え方を変えていきたいし、こどもにも「女の子だけの色や柄なんて無いんだよ」って伝えていきたい。

そして一番恐れているのはこどもに「ママの言うことはいちいち古いんだよ」なんて思われたら、いずれ同じ土俵で話し合うことすらできなくなるのでは無いかということです。
私が昭和生まれでデジタルネイティブでないことは変えられないけれど、考え方なら少しずつ変えられるはず。

そう思いつつも、いつからだろう。息子たちの方からピンクのボーダーや、紺の水玉の服は女の子みたいだから着ないと言われ、すっかり出番が無くなりました(年中さんくらいだったかな…)
そんな訳で、今はハンカチのバリエーションにひっそりと地味なピンクを混ぜています。なんだかんだ言いつつ、こども自身が嫌と言っているのに無理やり着せたり使わせるのは本意ではないので、これも嫌と言われたらすぐに止めるつもりではいます。笑

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