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大学生の悩み事ランキングNo. 1の事象と、ひと匙どころではない悔しさ。 (大学4年兼26卒就活生)
今、頭の中でぐるぐる回って砂嵐が起きている。まるで知らない国の知らない街を一日中歩き続けた時のような疲労感が脳の中を駆け巡っている。ただ言葉を散らして、吐き出す。この作業が意外と今の世界では難しい。あまりにも誘惑が多すぎる現代に我々Z世代はどう立ち向かっていけばいいのか。小説を読み終えた後の読了感が恋しいよ。
人生に悩む私の脳内
率直に人生に悩んでいる。様々あるようで様々ない選択肢。旅に出たいようで出たくない感情は二度寝をするかしないかで迷う微睡んだ朝方のようで。
つまらぬ隠喩や暗喩は辞めにしよう。確かに私は文才だ、だがカッコつけたくないのだ。ありのままを晒し続け周りからダサいと言われたいのだ罵られたいのだ。
大学4年生だが、実質3年生、そして26卒就活生で、まだここからの音楽家で、お笑い芸人なんかにも挑戦している。そして文才、そしてエゴイスト代弁者、バイトなんてものは続きやしない。何がなんだかわからない、自分という虚像に押しつぶされそうになる。どこの世界も数字が可視化され気づけば鳥籠の中にいるような日々。無論何も考えなければ、いかにこの世界は容易いかも知っている。
考えることから逃げるのは、カッコつけてスカすことと同義
だが、私は何も考えないことを正当化したくはない。ただ無為に日々を井の中で過ごし自分が蛙になっていることにも気づかない阿保には。バカはいいがアホは嫌なんだ。そうやって日々から逃げ続けまあいいやと鷹を括るような奴らにはなりたくない。常に外を見たい、地元なんて捨ててきた。狭山を出てきた。東京を出てきた。普通は逆だ。上京の逆だ、なんて日だと思った逆上京した日には。
でも、不可逆にも見えるこの世界で私は何をしたいか忘れてしまった阿呆かもしれない。
ふわついた文章はここらで辞めにしないか。そう脳内をドーパミンが横切る音。
これからの人生、私はどうする。 人生はひつまぶしとでも
これからの人生、どうしようか本気で悩んでいる。綺麗事で言えば悩んで悩んで悩みまくれだろう、それがお前の財産になるからとか勝手なことを囁くな。だからと言って人生の意味はなんだろう?とか考える阿呆ではない。間違いなく人生に意味なんてないし、果てしない暇つぶしだ。そう考えると気が紛れる気がするという錯覚。でも多分どこまでいっても暇つぶしなのだからしょうがない。
暇つぶしだと考えたら、私のこの人生でやりたいことは一体なんだろう。もう一度旅に出たいと思った。旅ってきっと迷った時のためにあるのかもしれない。ぐるぐるぐるぐる同じ毎日を辿っていたら考える脳がどこかへ消えてしまった。
大学生の悩みごとランキングNo. 1
意外とやりたいこと、やりたくないことを考えるのって難しい。その取捨選択はいつでも壁だ。
やりたいことってなんだろう。これだ。これは間違いなく大学生の悩み事ランキング1位ではないか。就活と夢の板挟みにされている私がいうのだから本当だ。
私の場合、やりたいことはあるが、定めきれない。
悔しい、俺だって夢をバカみたいに追いたい。
正直いうと、俺は音楽で生きていくんだ!!!!と胸を張って言いたい。どこまでも夢に愚直な人間で圧倒的に生き切りたい。でも本音は、本当はそこにはない。頭が良くなってしまったんだろうか、順応してしまったんだろうか。そんな思いに苛まれている人は多くいると思う、岐路に立った人なら誰しも迷いがある。
でも、これだけは出てきた。すごく嬉しい、泣きそうなくらい嬉しい。この文章を書きながら血中塩分濃度の上昇と思考回路の透明度に泣きそうだ。
それは、私はやっぱり表舞台で何かを表現する人間でありたいという想いだ。これだけは一切の嘘なく思う。それが歌でも演技でもお笑いでも良い。前までは俺は音楽家なんだ!と自分を縛っていたがもう飽きた。鎖が解けたような気がしたといつかのnoteでも書いた気がする。
どこか自分に嘘をついて生き方を狭めていた、本気の思いがやっと聞けた自分の心にありがとうと言いたい。やっと出てきてくれた本当の想いが。すごく時間がかかったし苦しかった綺麗事はいらない、だって全然綺麗じゃないから、むしろ汚れているから。
申し訳ない。
最終的に、自分のやりたいことが見つかったハッピーエンドのようになってしまった。読者の皆さんに申し訳ないとnoteを書いて初めて思った。きっと悩んでこの文章を開いてくれた方もいると思うから。
俺の人生ってなんなんだろう、私の人生ってなんなんだろう。そんな思いを抱える苦しさを知っているからこそ申し訳なくなった。今回の文章は自分のために書きたくなかった。でも、気づけば勝手に指がタイピングしていた。母が作ってくれたカスタードクリームくらい自然な動きだったから許してほしい。
やっぱり、自分の指が何より自分の心が教えてくれた。誰かが教えてくれるのを待っていたらきっと人生は呆気なく終わる。それくらい人生は短い。みんな死ぬんだ。
バカな文章だと笑ってほしい、それが正常だから。
すごく苦しかった、悩んでいた何がしたいかわからない宙吊りの日々は本当に辛い。でも案外変わるようで変わらないのが人間なのかもしれない。変わっていくことを恐れるなよ、凄く矛盾しているけど。
あなたの人生が少しでも前に進むよう、また後ろに進むよう右に左に進むよう祈っています。ここまで読んでくれてありがとうございました。
田村シュンス
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