親と過ごす時間
こんばんは。
今日もお疲れ様です。
今日は「親と過ごす時間」というお話。
最後までお付き合い頂けると嬉しい。
僕たちにとって、
親と過ごせる時間こそ、実は貴重だ。
子どもの頃や若い頃は、
親の近くにいるからなのか、
そのことに気付きにくい。
よく「親の有り難み」と言う表現もあるが、
親と離れてみてから、
感じたり考えたりできることもある。
僕は、初めて一人暮らしをした時に感じた。
毎日食べる食事の準備や、
溜まっていく洗濯物。
放置していると汚くなる部屋。
自分の世話をすることが、
どれだけ大変かを自分で思い知った。
それだけ母親が自分に時間を使ってくれていた証拠だと、
そこで実感した。
今では自分でできるようになり、
少しは成長できたかな?と思う。
そうやって親と離れて暮らし、
月日が流れていく。
親と毎日顔を合わせない生活が続く。
そして、
久しぶりに実家に帰り、
親と再会した時。
以前より顔のシワが増えたなと思った。
その時、離れていた月日を感じた。
父親と将棋をさしていたら、
以前は勝てなかったのに、
いつの間にか、
僕が父に負けることがなくなっていた。
そんな久しぶりの時間を楽しんでいた時、
こんなことを考えた。
年に1回なのか、2回なのかはわからないが、
このペースで親に会っていたら、
自分の親にはあと何回会えるのだろう?
自分が新しい家族を作り、
一緒に過ごす時間はこれから増えていく。
しかし、親と過ごす時間は限られている。
それから、もっと親のことが知りたいと思うようになった。
子どもの時は、育ててもらっていて、
親と子どもという関係でしか、
ほとんど会話ができていなかった。
でも、今では僕もいい大人だ。
大人同士の会話を親としたいと思ったし、
親がどんな人なのか?聞いてみた。
聞けば聞くほど、
親の口から知らない思い出話や、
親が若い頃の経験などを話してくれた。
たくさん話してくれて、
思った以上に楽しい時間になったし、
話した親も思い出して嬉しそうだった。
僕は一人っ子だから、
家族3人で楽しい会話ができて、
とても嬉しかった。
その時、親としっかり向き合えた気がした。
しかし、今年の1月に父が亡くなった。
もう3人で話せる機会もなくなってしまった。
人には寿命があり、
いつ尽きてしまうかはわからない。
僕の父は突然その時がきてしまった。
だから、
親が生きているうちに、
しっかりと向き合うことが、
僕のオススメだ。
もちろん、これからも母とは向き合い、
母の人生がさらにハッピーになるような
手伝いができればと思っている。
読んでくれて、ありがとう。