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『雑文集 田村真夏』少しずつ身を削られていくこと

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 拷問死の話が街を賑わせているらしい。家にテレビがなくニュースサイトを毎日チェックしているわけでもないわたしが知っているほどには、有名な拷問死らしい。情報が全く入ってこないことに驚くが、ここまで遮断をしてはじめて、今まで流れてくる情報に傷つきすぎて日々鬱屈としていたということがわかってきた。今後はいい塩梅の濃さを自分で選ぶことができる。

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497字
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作家・文筆家「田村真夏」が、これまで16年間書いてきたエッセイ・日記をリライトし、まとめたものです。一直線ではいかなかった半生を描きました…

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