『雑文集 田村真夏』母の日のプレゼントをはじめて贈る
「母の日」というイベントが嫌いだ。産み育ててほしいとこちらからお願いしたわけでもないのに、なぜかこのくだらない世に産み落とされたというだけで、感謝させられる日が、機会が、嫌いだ。「私は〇〇を贈った」「普段はしてあげられない××をしてあげた」というような、報告ともマウンティングともつかない子らの話が嫌いだ。バカみたいにカーネーションやピンクや赤を広告に起用し、「母性」という暖色で染め上げるマーケティングが成立しているこの日が嫌いだ。
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