きゅうり農家でアルバイトをした話
こちらも昨年のツイッターのコルク×スタンバイさんのお仕事まんがのコンテストで準グランプリをいただいたまんがです。
きゅうり農家さんでアルバイトをしたのは大人になってからだけど、高校生の女の子を主人公にして描きました
北海道とはいえ、真夏のきゅうりのビニールハウス内は本当に暑かった
朝から夕方までずっときゅうりを採ってたんだけど、タイとか東南アジアが好きでよく旅行をしていた私にはその暑さと湿気はなんだか懐かしいしんどさでした
地面に黒いビニールをかぶせているんだけど、その隙間によく採り忘れていたきゅうりが長いスイカみたいになってた
きゅうりは放っておいたら一体どこまで大きくなるんだろう?
ハネ品や規格外の品をよく持たせてくれて、私はその大きくなったきゅうりをよくもらってた
タイでチャーハンを頼むと、その採り忘れたみたいなゴン太きゅうりのスライスが付け合わせにお皿にのっていて、私はそれにタイの魚醤、ナンプラーを少しかけてかじるのが大好きだったので、
タイ風にチャーハンを作り、そのもらってきたゴン太きゅうりをお皿に添えてしばらくはタイ気分を味わってました
そこは若い農家さんだったんだけどおばあちゃんが一緒にきゅうりを採ってました
おばあちゃんなのにめちゃめちゃ採るの速くて、いや、さすがすぎる、、て思ってた
そのおばあちゃん、息子が農家継いでくれて、一応引退した後、ピアス開けたって言ってた
それからお化粧もするようになったって言ってた
いつも真っ赤な口紅をつけていて、ピアスはキラキラしていて、真夏の緑のきゅうりジャングルの中でとても綺麗だったなあという映像が今でも鮮明に残っています
そのおばあちゃんはいつも私に、若いのにえらいね、えらいね、大変なのによく来たね、っていつも言ってた
大変だけどそこまで言われるほどでは、、とも思ったんだけど、きっとそれはおばあちゃんが昔、若い頃、そこに嫁いで来た頃が本当に大変だったんだろうな
大変さがわかるから、そういう声をかけてくれたんだろうな
おばあちゃん、おしゃれをする時間ができてよかったなあと思います
そんな気持ちを描いたまんがです(長い!(笑))
コミチさんからもお読みいただけます😊
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