劇団つばめ組「おかしな二人(女性版)」
あれから1週間か。。
あっという間だったようで、色々あったな(笑)
とりあえず、つばめ組公演「おかしな二人(女性版)」を終えました。
明日から次の現場へ向かいます。
あ、少し今回の芝居のことを書いておこう。
自身は「おかしな二人」という作品については、過去に舞台や映画を何度か拝見したことがあったのである程度の予備知識は持っていた。
男性版は大好き。しかし単なる映画オタクの戯言はここでは必要ないので割愛する(笑)
もちろん女性版のオリジナル台本があることも知っていたし、今回のスペイン人兄弟の役柄についても知っていた。そして、男優としてこの兄弟をどんな風に演じれば良いかも心得ているつもりでいた。
しかし実際に演ってみるとこれが意外に難しいもので、何度か匙を投げたくなる気分に陥ったものだ。
読み込んでいるはずの台本の内容、セリフが身体に、心に馴染まない。
そんな感覚の中であれこれ模索しつつ、一つひとつの台詞に息吹を与えていく日々が続いた。
さて、結果は?
その繰り返しが功をなしたか、最後に役が「付いてきた」。
そうだな、付いてきたんだな。
コレが率直な感想です。
全体像のイメージなど最初から存在しなかったし、細かなディテールなど気にした記憶はない。
稽古場で何となく相手役の反応を見て当たりだと思った一瞬を、逐一採用して「取見(とったかみたか)」で形にしていったら最後こうなった(笑)
だから私の中には、正直スペイン人兄弟もマノロもヘイスースという役も存在しないのです。
相手役の三瓶さんや女性2人に合わせて「あ、じゃあ俺はこう演ろう…」とする、その行き当たりばったりの積み重ねが私の作った「ヘイスース」です(笑)
楽しんでくださった皆さん、誠にありがとうございました。
そうだ、最後に。
個人的に一番失敗だったと思っていた楽日のアンケート回収率が非常に多かったことは、明日に繋がる糧となりました。
8/25 13:00〜の回をご覧いただきました皆様へ、重ねて御礼申し上げます。