本番主義と美意識
実は最近、ゆにわ塾講師の海沼さんのyoutubeチャンネルを見ています。
きっかけは、ライティングギャラクシーのマインドアップ会にて、とよぴー先生がこんな話を聞かせてくれたことです。
その話によると、海沼さんは勝ち負けや実績ではない土俵で勝負をした結果、そのチャンネル経由でゆにわ塾に入る人が増えたらしいです。
というわけで、トレードに全く興味ないけど海沼さんのFXトレードチャンネルを見ましたが、確かに人生レベルの学びが多いチャンネルでした。
その中でも、本番主義と美意識について考えさせられることがあったので、今日はその話をします。
コンペ企画で苦戦中
私は現在、とあるノベルのプラットフォームの編集長が直々に募集するオムニバス形式作品のコンペに参戦しています。
その企画は400字のあらすじを書いて応募して、20人採用されたら締め切りという形式です。
また、その企画では週に1回フィードバックと合否が編集長直々に発表され、20人の枠が埋まるまでそれが行われます。
そこで私は2つの案を提出し、1個はボツ、1個が再提出可という渋い結果でした。
で、フィードバックで編集長の一言、
「そんなある日で勝手に解決しちゃだめ。ちゃんと物語上の出来事で解決しないと」
に多少思うところがあります。
いや、400字オーバーしますやん。
実際、私としては「これ通過したらそこの部分を詳しく考えないとな」と思ってました。
しかし、そこまで入れて400字以内だったようです。
どうせ入りきらない、どうせあらすじ。そんな甘えが自分にあったのかもしれません。
この時に、「ああ、本番主義が出来てないってこういうことか」と思ったわけです。
本番主義とはそのままの意味で、「どうせ練習」と思って練習してたらいつまで経っても上手くならないということです。
前々から何度か書いてますが、マインドというのは聞いて理解しても、それを実感するまでタイムラグがありますよね。
美意識で生きる
個人的に、海沼さんの動画で神回だと思ったのがこの美意識の回です。
これの前半で、「自分の好きなようにやると、自分の悪い部分が出ちゃう」という話も今の私に突き刺さる内容でした。
というのも、自分の好きなように書いて提出して渋い結果になったからです。
また、採用された他の人のあらすじを読んで「え?これが採用なん?」みたいなことを思ったんですね。
つまり、企画の内容とお題に対して、「要するにこうあるべき」みたいなのが自分の中で出来ており、しかも主催者の求めるものとズレていました。
さらに言うなら、昔ニコニコ動画でちょっと人気あったことからくる「何となく勘で作れるし」みたいな驕りがあったこともようやく自覚しました。
もっと真剣に他の参加者から学ぼうと思います。
で、ようやく本題の美意識の話ですよ。
先ほどの動画の後半に出てくる話ですが、要するに結果ではなくプロセスが美しいかを基準にする生き方のことです。
例えばトレードで言うなら、感情任せにエントリーして、仮に利益が出たとしてもそれって美しくありません。というか醜い印象の方が強くなります。
なら美しいトレードってどういうものでしょう?
それはエントリーする時の心の状態だったり、自分の決めたルールの通り動けることだったりするのでしょう。
こんな感じで勝ち負けより「美しいか」を基準にすることでトレードは気が楽になるし、結果もむしろよくなってくると海沼さんは言っています。
これってトレードだけじゃないですよね。
というわけで、今回のコンペは勝ち負けは一旦置いておきます。
ちゃんと真剣に最後まで戦えたか、そこに美意識を見出そうと思います。
「いや、まあちょっと記念に参加してみただけだし?」みたいなポーズはそれこそ「美しくない」ですからね。
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