【確率】大谷翔平の6打数6安打がどれだけ珍しいことか
2024年9月20日(日本時間)のマーリンズ戦で、大谷翔平が6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という漫画みたいな記録をした。
この記録がどれくらい珍しいことなのか気になったので、数学的観点で検証したい。
今期の記録を踏まえて、打率3割のバッターが6打数6安打を記録する確率は、
0.3の6乗となるので、0.000729である。
つまり、0.0729%の確率である。
1でこの数値を割ると、1371.74211となり、仮に毎試合6打席立ち、3割の確率で打ち続けたとしても、およそ1371試合に1度程度の記録ということになる。
これだけでもかなり珍しい記録であることがわかる。
メジャーリーグの試合数は、レギュラーシーズンで1年162試合なので、単純計算だと8年か9年に1回ということになる。
大谷は現在30歳なので、40歳手前まで活躍し続けてくれれば運が良ければもう一度見ることができるかもしれない。
ただし、当然怪我の可能性もあるし、そもそも6回打席に立てる試合も少ないし、生涯3割で打ち続ける可能性も低いし、3本塁打で2盗塁は記録をさらに珍しいものにしている。
ということでめちゃくちゃすごい記録をリアルタイムで見れた我々はとても幸せであることがわかった。