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福岡〜壱岐島 4泊5日旅行記

2023/9/15〜9/19までの4泊5日で、東京から福岡(3泊)+壱岐島(1泊)の旅行に行ってきました。一番の目的は食で、一緒に行った食通の友人がお勧めするお店を巡る感じでとても楽しかったので、おすすめを交えながら旅の概要をまとめておきます。
6ヶ月の子連れ旅行でかなり連れ回したけれど、友人の手厚いサポートに助けてもらったおかげで予想以上に楽しめたし、いろんな友達にも会えたり、子連れにもとても優しい町でした。

旅の概要
1日目 早朝に出発。太宰府を巡り、夜は平尾へ。★福岡泊
2日目 壱岐島へ移動。平山旅館へ宿泊。★壱岐島泊
3日目 壱岐島を堪能し、夕方に福岡へ戻る。★福岡泊
4日目 福岡観光 ★福岡泊
5日目 お昼に東京へ戻る。

9/15(金)
朝7時に羽田出発

10時頃に福岡の友人が車で迎えに来てくれ、太宰府天満宮へ
改修工事中だが、仮殿は藤本壮介さんの建築が印象に残った。

植物はどこから生えている?


太宰府梅ヶ枝餅(出来立て美味しい!)を食べてから、讃岐出身の私に福岡うどんを食べさせたいという意図で牧のうどんを堪能。

まわりは熱々。パリパリ
やわやわのうどん。そこまで柔くない?出汁がおいしかった。



15時頃に天神のホテルにチェックイン。少し仮眠。ちなみに福岡の宿は全て東急ステイ。ドラム式洗濯機が付いているのがとても便利だった。ベッドガードも貸してくれて、子どもの寝床も無事作ることができた。

19時に平尾のステーキ清喜へ。
清喜は木下牛という珍しいお肉を食べられたり、ちょっとした小料理や美味しい野菜を提供してくれる、比較的新しめのお店。
清喜では手の込んだ料理というより、一品一品、素材を大切にしたその土地の本当に美味しいものを一番美味しい状態で提供してくれるというようなそんなこだわりを感じる。木下牛はモモとミスジをチョイス。お肉が美味しいのは当然だったが、ほぼ生で提供された水茄子、フォアグラのような食感の焼いた青茄子が心に残るほどとてもおいしかった。
締めには木下牛の牛丼という贅沢な一品を堪能。他にもガーリックライスやオムライスなど締めの一品はどれも美味しそうだった。
スタッフの方にはベビーカー連れにも優しく対応していただきました。

2次会は近所に同級生がやっているワインバー熱帯があったので、久々の再会を兼ねて訪問。人をたくさん連れていたのでほぼ貸切状態になってしまったが、美味しいナチュールワインを次々にたくさん提供してくれ、楽しい時間を過ごせた。

隠れ家っぽくて居心地が良い

深夜2時頃にお店を後にしたが、そこから元祖長浜ラーメンを締めに食べてから初日は解散!

味がしないけど美味しい。もちろん替え玉した

9/16(土)
昨日のお酒とラーメンが少しお腹に残る中、今日から壱岐島へ行くために朝からフェリー乗り場へ向かう。

10時頃のフェリー。待合所やフェリー内は意外にもかなりバリアフリーで子連れに優しい作りだった。雑魚寝スペースで熟睡して、少し回復。

12時半頃、島に到着。まずランチをmorino cafeにて。とてもお腹に優しい定食で、二日酔いにはピッタリだった。

見た目も綺麗。

その後、重家酒造横山蔵にて日本酒の酒蔵見学へ。横山さんに日本酒の作成過程を丁寧に情熱を持って説明してもらった。日本酒に最も大事なものは、①水、②米、③設備、④分析力、⑤杜氏の情熱、ということで一つ一つこだわりを感じる蔵だった。

酵母を育てるのに最適な気温が5℃なのでめちゃ寒い

その後、アスパラガス農園の見学にも連れて行ってもらった。
アスパラガスはその場で生のまま齧らせてもらったが、瑞々しくてとてもおいしかった。アスパラは足も早いそうで、なるべく新鮮なものを手に入れるのも重要と学んだ。

にょきっと生えて可愛い。1日に10cm成長する!

夜は平山旅館さんへ。


友人曰く、ここの料理がすごい!とのことでここを目的に壱岐島にやって来た。
お部屋は子どももいることもあり、露天付きの良いお部屋を割り当ててもらい、温泉も満喫することができた。(いつも子どもがいるとなかなかゆっくりと温泉に浸かれない)
友人夫婦以外にも何人か連れがいて、宴会場で夕食。先ほどの横山さんやアスパラ農家の方も日本酒を持ってきて参加。
まず最初に刺し盛りだが、これがすごい。クエの姿作りに、アカハタやイシダイ、ウニ、アワビにカツオ、クエは肝もあり、とんでもなかった。その後、イカの姿造りも。当然ゲソは天ぷらに。渡り蟹にカニクリームコロッケや茶碗蒸し、覚えてないがたくさん料理が出された。

どーん


伊勢海老も
お試しで作ってみた品が途中で突然登場する



そしてそろそろ2次会へ、、とのことで旅館裏に隠れた場所で今度は旅館の会長が直々に焼いたジビエが提供される。なんとこの会長ご本人が網漁で仕留めた鴨を自分で捌いて提供してくれている。いろんな部位が提供されたが、手羽先がとてもおいしかった。食べ辛かったが、噛めば噛むほど味がする。あと途中で料理長が提供してくれたお肉の入ったお椀もめちゃくちゃおいしかった。最後は焼きおにぎりで贅沢な締め。

会長の話が楽しい
絶妙な焼き加減


その後、友人らと部屋でUNOなどをして遅くまで楽しむ。

9/17(日)
旅館で朝食。昨日の残りの刺身を漬けにして出してくれる。

午前は月讀神社へ。
壱岐島の歴史は古く、神話でイザナギとイザナミが作った島の5番目くらいが壱岐島と言われている。また大陸から対馬〜壱岐島〜本州へと続く航海ルートにあたり、古くから文化が流入する中継地点であった。ここは山にある神社でアニミズム要素も感じる荘厳な神社だった。

山と一体化している

その後、壱岐市立一支国博物館へ。黒川紀章の建築でなかなかに大きなサイズの見応えのある博物館だ。
順路に従うと歴史を遡っていく作りになっており、映像などの演出にもこだわりを感じる(若干の脚色が気になったが)。最上階は壱岐を見渡せる高さで島の広さがよくわかった。総じて満足度の高い博物館だった。ベビーカーでゆっくりみて回ることができてよかった。
(写真なし)

ランチは壱岐牛が食べられる、味処うめしまへ。お肉はすでにかなり食べていたのでステーキではなくハンバーグをいただく。友人はステーキを頼んでシェアしてもらったが、これまたおいしかった。

味のあるお店

隣にイオンがあり、そこでも買い物。ちょっとおしゃれな洋服なども売っていて、壱岐の帽子を買う。

その後、重家酒造で焼酎蔵の見学。
日本酒に引き続き、焼酎の醸造も見学できた。現在はオフシーズンだったが、途中まで日本酒と同じ工程を踏み、蒸留の原理や、機械を見ることができて興味深かった。

もともと、半分は住居だったらしい


試飲!(運転してくれた友人、ありがとう)


地元のスーパーやまぐちでお米や日本酒を買って、日本唯一の木造4階建と言われているカフェ、睦モクヨンビル D・D cafeに寄る。

木造のビル
吹き抜けがすごい

帰りのフェリーへ。
夜は薬院大通にある生牡蠣と魚介炭火焼 Carbonへ。
牡蠣を中心に魚介や野菜、パスタなどを提供してくれる。ジョスパーオーブンという高価なグリルで焼き上げた美味しい素材。オクラや万願寺とうがらし、レンコンを美味しくいただいた。他にも生牡蠣、生のハガツオ、マナガツオのグリル、カラスミのパスタなど全部おいしかった。

全国の美味しい牡蠣が大集結

9/18(月)
少し寝坊して、午前中にホテル近くのカフェ、toffeeコーヒーへ。ここは豆乳がとても美味しく、豆乳ラテ、ホットドッグやきな粉の丸いドーナツなど食べる。

かわいいキャラクター
ドーナツは11時から販売(早く着きすぎて少し待った)

ランチは六本松の清喜ひとしなへ。
こちらは清喜系列のランチ(メニューは出汁ステーキの一品のみ!)しかやってないお店。この他にも近くに餃子のおそ松、mon an(新丸ビルにも出店しているそう)など美味しい店を展開しているらしく、とても気になる度マックスで既にまた福岡に来たくなった。

おしゃれな外観
オージービーフを輸送中の船で熟成している


近くのろっぽんぽんで、テイクアウトかき氷(韓国のピンス風)を食べて

公園でかき氷は夏を感じる


午後は糸島や唐津へ行こうかと思っていたが、チャイルドシート付きの車がレンタカーできなかったので、タクシーでマリンワールドまで。福岡のタクシーはちょっと安くて4人とかなら結構安く済む。この水族館が思った以上に演出がすごくて楽しかった。久々のイルカショーを楽しんだり、連動したアプリでカメラをかざすと魚の名前がわかったり、エレベーターやレストランでも間近に魚がいて、色々と良かった。

イワシの大群にサメ


帰りは船で博多埠頭まで帰る。ちょうどマジックアワーで綺麗な夕焼け。

船に乗り遅れそうになってかなり走った

その後、中洲のジャズフェスに出ていた屋台(ここでも清喜の屋台が出ていた)で別の友人と合流してブルーチーズ入りホットサンドを軽く食べた後に

ビールやワインのお店もたくさん出店していた



平尾のイタリアンoliveへ。またバー熱帯の近くを通ったので同級生にセイハローして、深夜に博多一双を食べる。

泡立つスープ。尊い。

9/19(火)
お昼の便だったので、天神駅まで歩くついでにアクロス博多の建築を見学。

前面の広場から見るとほぼ森
中は吹き抜けがとても広い

空港のラーメン滑走路(たくさんのラーメン屋が揃っている)でまんかいのラーメンを食べて、無事に帰宅。

以上



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