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大阪に1年住むことになった35歳独身サラリーマンの飯ログ(その4)【天富(北新地)】

今日は北新地のランチをお届けしたい。

夜はとてもお高いお店が多い北新地も、ビジネス街にあるだけあってランチはお手頃で食べられると会社の人から聞いた。しかもコロナによりランチを始めた高級店も多いらしく、飲食店の方々は本当に大変だと思うが、一客としては嬉しい限りである。少しでもお金を落としていきたい。

食べログ

スナックでも入っていそうなビルの2階奥にお店はある。カウンターと小さいテーブルのみで昼でなければ入れなさそうな雰囲気がすごい。

メニューは野菜海老天が1000円からあるが、僕はそれにさらに大きな穴子が付いた海老穴子天丼(1500円)を頼む。見よ、このボリューム。

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規格外の大きさ。海老と穴子がはみ出してしまうくらい大きい。さらに野菜だけでなく白身魚がつくのもポイント高い。ジャンクに見えるが、天ぷらは実に仕事が丁寧で、一つ一つが美味しい。卓には山椒が置いてあるのだが、この山椒がまた上品な味で、穴子とマッチしてうまい。よくスーパーで売ってるような山椒ではなく、香りや辛さが上品な山椒である。夜は高級店だけあって、そういう微妙な所でも恩恵を受けれるのも北新地ランチの嬉しいところではないか。天丼のタレは見た目通り少し濃いめである。大阪は薄いイメージがあったが、ここはしっかりとした甘さのある濃いめのタレである。ガッツリしたランチで本当に満足感のある一杯である。

帰り際、感じの良い大将の「おおきに!」という言葉にまた来たくなってしまうのであった。

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