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GFX100Sをお迎えするまでの経緯【GFX100S #001】

インスタのストーリーズで先日公開してしまいましたが、この度GFX100Sをお迎えしました。

そもそもXユーザの私がなぜ、GFXに興味を持ったのかを少し振り返ってみて、購入するまでの心境というか経緯を記録しておこうかなと思い、noteの記事にしてみます。(自己紹介のnoteに書きましたが、富士フイルムに移行する前に数年ほど5D3を使ってたのでフルサイズ機の経験は有ります)

1. きっかけは2020年7月のファームウェアアップデートとGFX50Rの値下げ

2021年2月末発売のGFX100Sに行き着いたきっかけですが、始まりは昨年7月に50Rに興味を持ったことです。

上記の記事に書いた通りX-Pro2を愛してやまない私ですが、2019年末に発売されたX-Pro3が私には全く響かない方向性の違うカメラになってしまい、次に買いたいカメラがなくなってしまいました。

富士フイルムのX-Pro3のマーケティングでは響かない人は買わなくて良いと偉そうに言い放ってますが、新規ユーザに対してならともかく既存のX-Pro2を愛用しているユーザにまでそれを言うのは流石に間違ってないか?とイライラしてた私が、好きなX-Proシリーズから今更Tシリーズなどに移行したくもなく、そもそも似たような使い道のカメラを複数台持ちたくない派なので、Pro3とT4を2台持ちするのも嫌なのでその道にも行けませんでした。

そんな中、コンパクトデジカメのX100TをX100Vに買い替えたんですが、クラシックネガやカラークロームブルー、細かく設定できるようになったグレインエフェクト等の最新の機能がめちゃくちゃ気に入ってしまいました。しかし、これらの機能をレンズ交換式の方で使うにはX-Pro3以降のカメラを買うしかないんですが、既に上に書いたような理由でX-Pro3やX-T4を買いたいとは思えない状況。

次買うカメラが無い!としばらく嘆いていたんですが、ふと、2020年7月にGFXシリーズにだけはファームウェアアップデートでクラシックネガなどの最新のソフトウェアが追加されました。それでGFXに興味を持ってしまい、調べているとどうやら最近GFX50Rが大幅値下げをしたことを知りました。

X-Pro2の後継機がないという悩みだけでなく、実はフルサイズミラーレスも気になっていた最中に値下げされた50Rの価格を見ると、GFXがフルサイズミラーレス機と大差ない値段になっていて、CanonやNikonに移行しなくてもフルサイズ以上のセンサーサイズのカメラを持てるかもしれないと、ここでGFXをもっと調べ始めました。

2. GFX50Rをレンタルしてみた結果

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で、ちょうど良いタイミングで2020年の9月にGFX50Rのレンタルサービスを丸の内の富士フィルムイメージングプラザで行っていたので、3時間くらい試し撮りをしました。

その時のGFX50Rの感想ですが、結論から言うと買うまでには至りませんでした。

理由は大きく2点ありまして、1つは手振れ(微ブレ)がすごい目立つということ。Xマウントで設定していた最低SSの1/60だと微ブレの嵐で、場合によっては1/125でもブレました。1/250くらいにしないと安心できないというラージフォーマットの怖さを知ってしまったのが大きいです。

もう1つの理由は手ブレと比べると全く大したことではなんですが、カメラのボディが大きく重くなると、やっぱりセンターファインダースタイルの方が見た目が好きだなぁという個人的な好みの問題もありました。
私は何度も言ってますが、カメラ選びで一番大事なのは「デザインが好きかどうか」ですから。なので、正直GFX50Sの方が欲しいカメラのスタイルでした。

以上のことから、一旦はGFXが欲しい熱も冷めてしまったんですが、年が明け2021年1月下旬にGFX100Sが発表され、その仕様を見てびっくり。
上記のGFX50Rの不満を全て払拭する機種になっていて、ボディ内手振れ補正が付いててセンターファインダースタイルであるということ、そして軍艦部のデザインが個人的にヒットでして、「デザインが好き」という条件も満たしてしまいました。

ただ、価格だけがやっぱり悩みの種で、GFX50Rと比べるとすごく高いため、発売後半年くらいは様子見して買うかどうかしばらく悩み続けようと思っていました。
ある動画を見るまでは・・・。

3. 最近見てるYouTubeの影響

2020年12月くらいから、ガジェット系(特にカメラ)のYouTubeチャンネルを見るようになりました。この辺りは別の記事にしたいネタでもあるので、詳細は割愛しますが、(分かる人にしかわからない)散財兄弟の動画を見まくっていたせいで物欲がじわじわと刺激されてました。

誤解ないように書いておくと、上記動画でGFXの紹介がされているわけではないです。あくまでYouTuberなので動画用のカメラの話で盛り上がっているだけなんですが、カメラ好きの人たちが集まってワイワイやってるというノリが、私がよく写真を撮りに行っている仲間との飲み会でのカメラトークのノリと被って見えてしまい、このノリに懐かしく感じてしまったのが大きいです。こういうノリで高いカメラやレンズにも手を出してしまうんですよね。

ただ、これは決定打ではなく、次のチャンネルに出会ったのが最も大きいです。

上記の動画で、写真の空気感というのを論理的に数値で説明しているのがものすごく面白くて感動すら覚えました。
そしてさらに、続きがあります。

これが決定打でした。
GFX100Sが使ってみたいという思いに、GF80mm F1.7というレンズを使ってみたいという欲求が加わりまして、これはもう買うしかないな、と。

4. そして購入とまとめ

GFX100Sの発売日は2月25日でしたが、いろいろと紆余曲折あり、私は3月8日に注文しました。

今年はMacBook Proを買い替える予定なので、それが終わるまではGFX購入はお預けする予定だったんですが、今すぐ買った方がMac買い替えるまでの数ヶ月分多くの写真が撮れると考えると、その分日割計算すれば金額もお得なんですよね。

ちなみにGFX100Sは発売後すごく人気のようで、ヨドバシドットコムで見ると入荷は2ヶ月待ちと書かれていたのが不安でしたが、結果的には3月末に届きました。

最後にまとめると、価格がネックで予算オーバーにも関わらずGFX100Sを買ってしまった理由は以下の通りです。

・ボディ内手振れ補正があること
・センターファインダースタイルであること
・デザインが好みであること(特に軍艦部)
・GF80mm F1.7がどうしても使ってみたい(空気感が知りたい)
・最新の富士フイルムの機能がフルで楽しめる
(ノスタルジックネガという固有機能すらある)
※ネガティブな理由ですが以下も書いておきます
・私的にX-Pro2の後継機となりそうなカメラが2020年時点のラインナップに存在しないこと

GFX100S開封記事などを書いても良かったのですが、まぁ、そういうのは世の中色々あげてる人がいると思いますので、あくまで私が購入した個人的な理由を残しておきたいと思いまして、文章にしてみました。

文字ばっかりの長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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近いうちに、GFX100Sで撮影した時のファーストインプレッションもnoteで公開予定ですのでお楽しみに!
想像以上に素晴らしい写りだったので正直興奮しています。
早く次の週末もどこかへ撮りにいきたいです。

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