見出し画像

西浦直亨、分析と提言(頑張れヽ(・∀・)ノ☂)

西浦直亨。

天理⇒ 法政 ⇒ 2013年ドラフト・東京ヤクルトスワローズ2位指名 と野球の保守本流を歩み続け、14年の開幕戦で初先発、初打席ホームランと派手なデビューを飾りながら、その後伸び悩みもあり、昨年やっと規定打席に達した。

今シーズンも昨シーズンに続き開幕レギュラーを廣岡に譲るも、廣岡の不振もあり、結局はスワローズのショートストップのレギュラーに収まっている。

しかしながら、ツイッターや5ちゃん、まとめサイトのコメント欄などを見るに、廣岡待望論が強いこともあり、今現在スワローズの選手の中で最もdisられることの多い選手でもある。(皆さんご存知のとおり、ずっとムーチョがその位置にいたのだが、最近は打撃好調により、直亨の方が明らかにdisられている)

個人的には予てより強く「押し」ている選手であり、disられる理由とその実際を、実積から分析してみようと思いたち、昨日(4月20日)までのレギュラー選手の成績を以下に纏めてみた。(カッコ内の数字はリーグ規定打席達成者34名中の順位。上位10傑はピンク、ワースト10はブルー)

上記からdisられる理由として明確なのは、「併殺打が多い(ワースト1位」「三振が多い(ワースト7位)」あたりだろう。
ま、これはdisられても仕方のない実積である。

しかしなが彼の最大の持ち味は、ここぞという時の勝負強さであり、数値的は得点圏打率.348(リーグ6位)打点12(リーグ9位)に如実に現れている。
実際、決勝打でのヒーローインタビューが既に2回あり、その後逆転されなければ決勝打になっていたことも2回あった。(昨日20日の中日戦のテキサスと、14日巨人戦の3ラン)
よく言われる、直亨と村上の打順についても、打率、打点ともにほぼ同じながら、得点圏打率から考えればクリーナップのあとの6番は直亨が妥当だろう。

そこで直亨がさらに有用な選手となるための(前向きな)提言を(大変僭越ながら)考えてみた。

(その1)四球を増やそう

上表にあるように昨日までの四球数はたったの3でワースト6である。(規定未到達の選手でも、もっと四球の多い選手がいた)
結構粘るわりには結局は三振.....みたいなケースが多いような気がする。
ここらへん球の見極めと球際の裁きが上手くなれば、四球が増え、三振が減り、打率と出塁率か大きく改善するであろう。

(その2)長打力に更に伸ばそう

直亨を語るときに「謎のパンチ力」との表現がよく使われる。
それは二塁打は6(リーグ2位)と言う実績に如実に現れている。
これもイメージ的ではあるが、フェン直のツーベースが多い気がするし、外野フライでも「神宮ならホームラン」的なヤツが多い。
何か言いたいかというと、 あと少し飛距離が伸びればホームランが量産できるバッターになれると言うことだ。
なかなか難しいのかもしれないが、努力と工夫、でもっと身体を大きくする事も必要だろう。

以上が2点が実現できれば、打率.280、ホームラン25本以上の大型ショートストップになることは間違いなく、実際それはあと少しのところまで来ているのだと信じている。

あと一点、守備指標であるUZRが昨年通年で3.9であったのに比し、同じく4月20日現在で▲2.1と大きく数値を落としているのは気になる点であるが、シーズンが進むにつれそこは改善していくだろう。

チーム内ライバルは多く、またまだレギュラー確定とは言い難いが、先にも書いたとおり個人的にはイチオシの選手なので、なんとか活躍して欲しいものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?